日替わりで世界中の行事や記念日、偉人の誕生日などに表示されるGoogleの検索画面のロゴイラスト”Google Doodle(グーグル・ドゥードゥル)”に、DJプレイを楽しめるロゴが登場した。
👉ヒップホップ生誕を記念して
これは、8/11でその誕生から44周年を迎えるヒップホップを祝うもので、日本では本日から検索用のブラウザ画面に表示されており、ロゴ中の”再生ボタン”をクリックすると、専用のDJミキサーが立ち上がる仕組みだ。
このシステムの冒頭では、例えば、ヒップホップのオリジネーターである、DJ Kool Herc(クール・ハーク)が、1973年にターンテーブルを使って、いわゆる「ブレイクビーツ」を発見した歴史を説明するアニメや、ブラウザの使い方をレクチャーする内容なども含まれており、これまでヒップホップ、DJカルチャーに馴染みがなかった人でも基礎知識を得ながら、このブラウザタイプのDJソフトで遊ぶことができる内容になっている。
👉ブレイクビーツの定番ネタで遊ぶ
また、プレイヤーでは、クロスフェーダーを使い、曲同士をミックスしたり、BPMを変えたりと一般的なDJソフト的な使い方ができるほか、ブレイクビーツ集、サンプル集的な音ネタから、当時のヒップホップシーンで使用され、今では定番のブレイクビーツネタとされるような、Billy Squier「The Big Beat」、DeBarge「Stay With Me」、George Clinton「Atomic Dog」、Incredible Bongo Band「Apache」などがDJプレイで使用できる音源として用意されている。
また、2つのターンテーブルでは、DJプレイの定番スキルであるスクラッチや、リワインド、スクリューなど凝ったプレイを可能で、初心者向けにスキルアップのタスクも用意されている。
なお、このGoogle Doodleロゴはアーカイヴされているので、本日以降もこちらのGoogle Doodleアーカイヴリンクからアクセスすればプレイ可能のようだ。
市販のDJソフト顔負けの機能と凝ったUIに心惹かれる本ブラウザ。まずは1度試してみてほしい。
Text by Pointed
Top image via Google
Reference : Google Doodle