Diplo率いるMajor Lazerとの楽曲「Lean On (feat. MØ & DJ Snake)」(2015)の人気再燃で注目を浴びるデンマーク出身アーティスト・MØ(ムー)が、新作ダブルシングル「Hunnybån / Fine Curls」をリリースした。
本作は、MØ自身が長らく大切に温めてきた2曲。どちらも“悲しいラブソング”でありながら、その感情のベクトルは対照的である。『「Hunnybån」は、親友が裏切られたときに込み上げる怒りについて。「Fine Curls」は、離れてしまった相手への、少し無防備でまっすぐな恋しさ。どちらも私にとってとてもパーソナルな曲で、ようやくみんなに届けられるのが本当にうれしい。』とMØは語っている。
楽曲は直近アルバム『Plæygirl』期の終盤、創作的に大きく広がりを見せていた時期に制作された。同作が持っていた遊び心や生々しさ、自己を見つめる視点といったエモーショナルなDNAを受け継ぎながらも、あえてアルバムには収録されず、発表のタイミングを待つ選択がなされ、ついにリリースを迎えることとなった。今年初め、MØはメンタルヘルスを優先し、ツアー活動から一時的に距離を置くことを公表し、創作に集中する時間を選択した。「Hunnybån / Fine Curls」は、その新たなフェーズを告げる最初の作品となる。
彼女のカルチュラルな存在感も今、再び大きな高まりを見せている。前段で記した「Lean On (feat. MØ & DJ Snake)」は、近年ストリーミング再生数の急増とともに再評価の機運が高まり、世代を越えたノスタルジアの象徴的存在として再び脚光を浴びている。2016年を象徴する楽曲がいま再び共有されている背景には、より軽やかで希望に満ち、つながりを感じられた時間を振り返る世界的なムードがあるのかもしれない。MØはその流れをノスタルジーとして消費するのではなく感謝とともに受け止めており、つい先日は世界中が注目する大きな舞台でも「Lean On」のパフォーマンスを行った。『10年後にあの曲をまた歌うのは、どこか夢のようでした。でも同時に、自分が歩んできた道のりを実感できる瞬間でもあった。今このタイミングで新しい曲を出せることは、自分の現在地を祝福することでもあり、これから向かう未来への意思表示でもあるんです。』
◯リリース情報
MØ
「Hunnybån / Fine Curls」
再生・ダウンロード:
https://mojp.lnk.to/HunnybanFineCurlsAW
