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    Home»Music»Sabrina Carpenter、2026コーチェラ初日のヘッドライナー公演公式ライブレポート公開。セットリストもプレイリストで公開
    Music

    Sabrina Carpenter、2026コーチェラ初日のヘッドライナー公演公式ライブレポート公開。セットリストもプレイリストで公開

    2026年4月14日1 Min Read
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    ©️Alfredo Flores.
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    日本時間2026年4月11日から2週にわたって開催される米最大級の音楽フェスティバル「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(コーチェラ・フェスティバル)」の初日のヘッドライナーとして、サブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)が出演した。

    サブリナにとってコーチェラ・フェスティバルへの出演は2024年以来となり、その間には『ショート・アンド・スウィート』と『マンズ・ベスト・フレンド』というセールス的にも批評的にも成功を収めた得た2枚のアルバムをリリース。自身初のグラミー賞も2度受賞した。

    初のヘッドライナーとしての出演となった今回のステージでは、2枚のアルバムを中心としたセットリストで圧巻のステージを披露。そのライブレポートが到着した。

    また、この公演のセットリストをまとめたプレイリストも併せて公開となった。

    今や世界を代表するポップ・アイコンになったサブリナ・カーペンター。そのきっかけを作ったのが、2024年に登場したコーチェラ・フェスティバルのステージだったように思う。以前までは、ティーン番組から登場したキュートなアイドルという印象が個人的には強かったが、そのイメージをうまく活用したキラキラ感をまとわせながらも、ところどころに一筋縄ではいかない魔性を漂わせる立ち居振る舞い。女性であることをうまく利用しながら、したたかに世界を翻弄させようとする意思を感じとれた。

    結果、サブリナの思惑は大成功し、「Espresso」を筆頭に数多くのヒット曲で世界を釘付けに。今や世界のヒットチャートはもちろん、フェスのヘッドライナーとしての圧倒的な地位を確立させた。そんな彼女が、ついに2年ぶりにコーチェラに帰ってきた。

    「私がこれまで手がけた中で最も野心的なショーになります。フェスの場合、たいていはすぐにリハーサルに突入するのですが、今回は約7ヶ月前からこのプロセスを開始しました。ですから、長い道のりでした。とても特別なものになるでしょう」と、ファッションメディア『Perfect』でのマーク・ジェイコブスとの対談で語っていたサブリナ。また、2年前に同じくメイン・ステージに登場した瞬間のことも振り返る。

    「当時は日没時のパフォーマンスだった。その日は私にとって本当に特別な日になった。“Espresso”がリリースされた日だったから。コーチェラで初めてその曲を演奏できたのです。それから現在、2年後に戻ってきた。だからこそ、このショーは本当に非現実的な感じがする。“Espresso”後に生まれたすべての曲、そしてリリースされてからどれだけの人生を送ってきたかを祝うことができるのですから」

    そしてスタートした、コーチェラのステージ。最初に真夜中の一直線の道路をドライブするサブリナが映しだされる。これまでのミュージック・ビデオの流れから考えると、何か犯罪的なことをして逃亡しているのかと思いきや、警察官に職務質問されると「どこに行くの?」と問われ「コーチェラまで」と答え、スルーしていく。その後ろ姿を追う警官の視線の怪しさだけを残して。

    実は、ミステリー映画の1シーンで、彼女はそれをドライブ・イン・シアターで観ていたという設定。しかも場所はコーチェラの会場内(しばし観客の歓声が響いていたので気づいた)。クルマを降りると、ランウェイへと続き、赤いミニのドレスをまとった彼女がそこを通り過ぎるたびに、星が輝いていく。やがてたどり着いたステージは、3つの山を連想させるセットが並ぶ。そこで、ミュージック・ビデオが公開されたばかりの「House Tour」をパフォーマンス。会場にいた何万人もの観客はもちろん、配信で観ていたオーディエンスにも、サブリナのゴージャスなハウス・パーティに招かれた気分に。

    続く「Taste」では、早くもセット・チェンジ。オーディション・スタジオのような風景に変わり、サブリナはそこで挑発的なダンスを披露した。また「Busy Woman」ではスーツを着ているかと思いきや、反対を向くとドラァグ・クイーンに変貌しているダンサーと、「Manchild」では犬のコスプレをしたダンサーたちと、華麗なステップを踏み、会場をさらに沸かせる(狂気的に盛り上がる人々の姿が映し出されていた)。

    続いて、「When Did You Get Hot?」では、ステージにハリウッドならぬ【サブリナウッド】サインとともに、ゴールドの衣装にチェンジしたサブリナが登場し、挑発的かつセクシーなパフォーマンスで魅了させる。そして「Please Please Please」のシンセのイントロをバックに「コーチェラ、この日のショーをずっと楽しみにしていました。今夜は最後まで楽しんでね」と挨拶。1970年代風レコーディング・スタジオを再現したセットで歌い上げた(この時点で、今回のショーはハリウッドの歴史を辿る構成であることに気づく)。

    その後、同じセットを移動し、鍵盤の前に座ったサブリナ。「前回のコーチェラでピアノのトラブルがあったから、今回はちゃんと大丈夫か確認しているところ。これから、今まで一度も歌ったことがない曲を披露します。アルバム『Man’s Best Friend』からの曲。このなかにも、付き合っては別れてを繰り返している関係を経験したことがある人はいる?そんなあなたに向けて歌った曲です」と、「We Almost Broke Up Again Last Night」を弾き語りで披露(冒頭部分)。

    さらに、舞台はバーやランウェイへと移動し楽曲を披露し終えると、再び冒頭の駐車場が映し出される。運転席にサブリナが座っているのかと思いきや、登場したのは70年代より活躍する女優のスーザン・サランドン。運転席で、ひとりごとのように以下をつぶやいているのだった。

    「みんな<スターってどんな感じか>わかっているつもりになるけれど、あの注目の光、たくさんの人が小さな惑星みたいに自分の周りを回っているその<光>の裏にあるものを見てほしい。それはポジティブさから来ているし、また前向きな姿勢は努力と集中、そして<やり抜く意志>から生まれているの。ねえ、子どもの頃、すごく難しいダンスに挑戦していたのを覚えている? <こんなの絶対無理だ>って思ったこと。<できない、無理だ>って思うけれど、心の中の小さな声がこうささやくの。<いや、できる。やろうと思えば何だってできる>って。本当にすごいことを成し遂げた人を見ると、それって不可能に見えるけど、子どもの頃でも今でも気づく。彼らだって最初は何もできなかったんだって。でも勇気があって、信念があって、それで…」

    と話を続けようとすると、シアターの店員がカードリーダーを持って登場する。その店員とは、ディズニー・チャンネルのドラマ『ガール・ミーツ・ワールド』で共演して以来、サブリナとは長年にわたり親しい友人関係(親友)にある俳優・歌手のコーリー・フォーゲルマニス。会計がうまくいかず手こずる場面でシーンは終了するものの、ここではサブリナが今まで活動してきたモチベーションを、スーザンが代弁していたのかもしれない。また、コーチェラではよくミュージシャンと楽曲でセッションをすることが多いが(今回のコーチェラではテディ・スウィムズのステージでヴァネッサ・カールトンとヴァン・ヘイレンのデイヴィッド・リー・ロスが参加していた)、俳優を登場させるそのセンスもお見事である。

    そしてステージに再び光が当てられると、今度は80年代を連想させるダンス・スタジオが登場。サブリナはブルーのタートル・ネックのセーターとタイツをまとい、パフォーマンス。最近はミニのドレッシーなコスチュームが多い印象なので、このリアル・クローズなスタイルが逆に新鮮。その後も、このパートは華やかというよりは、さまざまな葛藤を抱えながらも、努力して成功をつかみ取ろうとする姿勢を感じさせるパフォーマンスを披露していた。また、ランウェイにて「Don’t Smile」を歌う前には、2年前のことを振り返りながら感謝の気持ちを伝えている。

    「前にここを離れるとき、『次に戻ってくるときはヘッドライナーとして来る』って言ったんです。それを実現させてくださった方々にお礼を言わせてください。もちろん、ここに来てくれたみんなにも感謝したいです。だって『次はヘッドライナーで戻る』って言って、それができてなかったら、めちゃくちゃ気まずいことになってたと思うから。だから今夜ここに来てくれて、本当にありがとう」

    少しセンチメンタルな中盤のステージが終わると、今度はキャバレーを連想させるようなゴージャスな雰囲気に。サブリナは白いランジェリー風な衣装に着替え「Feather」をパフォーマンス。

    その後も、チェアを駆使したセクシーなパフォーマンスで魅了させると、突然突然に停電するハプニングが。そこに登場したのは、アメリカの人気コメディ俳優であるウィル・フェレル。オープニングの謎の警察官役でもあると思う。電気工である彼はこう愚痴る。

    「本当はステージコーチで働きたかったんだよね。サブリナ・カーペンターの。誰かがドリンクをコンソールのところに置いたからこうなったんだ。みんな落ち着いて。なんとかするから」と、ステージに光が戻ると、さらに煌びやかな世界が広がる。ハリウッドのゴージャスさを凝縮させたようなステージに変わり、黒のシースルーのレオタードでサブリナは登場。「Espresso」などを披露し、会場はダンス・フロア状態のなかで、最新アルバムのラストを飾る「Goodbye」で、ランウェイを歩き、観客に挨拶(日本語の<サヨナラ>もちゃんと歌ってくれました)。

    そして再びカーパークに戻ってラストを飾る「Tears」に。楽曲のアウトロ部分では、サブリナの乗っていたクルマ(高価なクラシックカーと想像)のシートが浮上。さらにそのシートの下から噴水が登場するという、最高に贅沢な演出が!これには、多くの驚きの声がソーシャル・メディアからも巻き起こっていた。

    最後には、自らクラシック・カーを運転し、ステージを去った彼女。これぞ、ハリウッドのエンタテインメントの真骨頂といえるステージで、90分があっという間。また、その完璧なステージをこなすために、不断の努力を続けてきたサブリナを含め、ダンサーやスタッフに惜しみない賞賛の声を送りたくなった。

    前回のコーチェラでショウビズの最前線に到達したサブリナ。今回のショーを最高なものにしたことによって、さらにその人気を不動のものにすることに間違いはない。それと同時に、今後はさらに違う角度から音楽やステージ、エンタテインメントを我々に提示してくれるはずだ。これからどんな姿で、世界を魅了させるのだろう?その前に、ぜひ(これより小さなスケールで構わないので)来日公演の実現を願いたい。

    文:松永尚久

    【リリース情報】
    サブリナ・カーペンター
    『Man’s Best Friend (Bonus Track Version)』
    デジタル配信中
    試聴・購入はこちら:https://umj.lnk.to/SC_MBFbtv

    ▽トラックリスト

    1. Manchild | マンチャイルド
    2. Tears | ティアーズ
    3. My Man on Willpower | マイ・マン・オン・ウィルパワー
    4. Sugar Talking | シュガー・トーキング
    5. We Almost Broke Up Again Last Night | ウィ・オールモスト・ブローク・アップ・アゲイン・ラスト・ナイト
    6. Nobody’s Son | ノーバディーズ・サン
    7. Never Getting Laid | ネヴァー・ゲッティング・レイド
    8. When Did You Get Hot? | ホエン・ディド・ユー・ゲット・ホット?
    9. Go Go Juice | ゴー・ゴー・ジュース
    10. Don’t Worry I’ll Make You Worry | ドント・ウォーリー・アイル・メイク・ユー・ウォーリー
    11. House Tour | ハウス・ツアー
    12. Goodbye | グッバイ
    13. Such A Funny Way | サッチ・ア・ファニー・ウェイ *ボーナストラック
    Sabrina Carpenter
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