2026年2月27日(金)(英国時間)、ロンドンのAlexandra Palace(通称:Ally Pally)にて、Fred again..(フレッド・アゲイン)と元Daft Punk(ダフト・パンク)のメンバーとして知られるThomas Bangalter(トーマ・バンガルテル)の共演が実現した。
Thomas Bangalterが出演したのは、Fred again..が今年2月にスタートした4日間にわたるAlexandra Palaceでのレジデンス公演「USB002」の最終夜だ。このレジデンシー公演にはこれまでにUnderworld、Headie One、Ezra Collective、Ca7riel & Paco Amoroso、Hamdi、Nia Archives、Oppidan、Mike Skinner (aka The Streets)、Romy (The xx)、D Double E、JME、Skream & Benga、Mala、Coki、La Rouxらが出演していた。
最終日にスペシャルゲストとして出演したThomas Bangalterは、Daft Punk解散以降のパブリックイメージどおり、この日も素顔のままステージに登場した。
Thomas Bangalterは、2021年のDaft Punk解散以降、表舞台での活動を極めて限定的にしてきたが、昨年10月にパリのCentre Pompidou(ポンピドゥー・センター)でFred again..らと共に16年ぶりのDJセットを披露したことは記憶に新しい。Thomas Bangalterとの2度目の共演に向け、Fred again..は、事前に自身のSNSで、2人がこの公演のために一週間スタジオに籠もり、専用のセットを準備していたことを明かしている。
また、2人のB2Bセットでは、Thomas BangalterがDaft Punkの代表曲『One More Time』をプレイする姿も確認できる。特に2人が至近距離でプレイする様子を捉えた映像には、世界中のファンから驚きと感動の声が寄せられている。
その他にDaft PunkとThe Weekndのコラボ曲「Starboy」、フレンチエレクトロの重要人物だった故DJ Mehdiの「Signatune」をプレイする様子や、Daft Punk「Aerodynamic」とFred again..「Victory lap 5」をマッシュアップする様子などもSNS上で確認できる。
今回のThomas Bangalterとの共演、そして4日間のレジデンシー公演に登場したゲスト陣を振り返ると、Fred again..というアーティストの現在の立ち位置が見えてくる。彼は、もはや単なるヒットメーカーではなく、世の中に点在する音楽ジャンルやアーティストらを世代を超えて結びつける、エレクトロニックミュージックシーンの最たる重要人物という地位を確立している。あらゆる境界線を溶かし、新たな熱狂として再定義するその力こそが、彼が現行シーンで熱狂的に支持される最大の理由のひとつと言えるだろう。
source:
https://djmag.com/news/daft-punks-thomas-bangalter-join-fred-again-final-night-of-usb002-tour
https://www.theguardian.com/music/2026/feb/13/fred-again-review-alexandra-palace-london
https://linenoise.substack.com/p/fred-again-b2b-thomas-bangalter-isnt
Text by Jun Fukunaga
