音楽を「人と人、人と物事の間を取り持つ媒介」として捉えたパーティーのMarlene。音楽がコミュニケーションとなり、それぞれが出会い、探究、理解ができる場所として温かい空間を作り、愛着を深めていく。そんなイベントに日本のヒップホップシーンの最前線から今後のシーンを担う若手が集合。7月10日に東京・Saloonにて開催される。
ヘッドライナーには、in-d、Aru-2、Neibissの出演が決定。THE OTOGIBANASHI’SおよびCreativeDrugStoreに所属するラッパー・in-d。内省的な視点と独自の言葉選びを活かし、淡々とした語り口で日常を描くラップスタイルが特徴。ラフで自然体な印象の中に緻密な構成が光り、日本語ラップの表現を更新し続けている。
Aru-2は、ジャズやソウル、ローファイを基調に、情緒的で緻密なビートを生み出すビートメイカー/プロデューサー。日本のヒップホップ/ビートシーンにおいて唯一無二の存在感を放ち、都市の喧騒と静寂、現実と夢の狭間を行き来するようなサウンドは、国内外のリスナーから高く評価されている。
神戸を拠点とするNeibissは、ラッパー・hyunis1000とビートメイカー・ratiffによるヒップホップユニット。等身大の言葉で綴る浮遊感のあるラップと、ジャンルを横断する柔軟なビートが魅力。関西の空気感とネット世代的感性を融合させたスタイルで、若手シーンを代表する存在へと成長を遂げている。
さらに、今年2月にEP『DE:』をリリースし、鋭いスキルで注目を集めるJoe Cupertinoや、ダンスミュージックに自身のフロウを乗せ、リズミカルなラップを展開するMK woopも登場。
DJ陣には、文脈と愛を持って音楽を表現するコミュニティ「LoversOnly」からMICOが出演。加えて、ジュークフットワークを軸に活動し、tofubeatsのYouTube企画「TTHW」でのパフォーマンスも話題となった64controllのzene、Gqomを軸にAmapiano、UKジャンルやファンクなども自在にミックスし、観客を踊らせるAKARI、ソウルフルなヒップホップやR&B、ディープハウスやダウンテンポも織り交ぜ、浮遊感と没入感あるプレイで国内外で活躍するMILSがラインナップ。
そして、本イベントの主催者であるTa93のセットでは小田原を拠点に活動するラッパー・6dadoのショットライブも披露される。
【イベント概要】
Marlene
DATE:2025/07/10(Thu) 20:00-29:00
DOOR:¥3500
Venue:SALOON
Lineup:
in-d
Aru-2
Neibiss
Joe Cupertino
MK woop
zene (64controll)
MICO
AKARI
MILS
Ta93
Photo
Tomoya Godai
VJ
Black Pomeranian
FOOD
竹中飯店
Flyer Design
高田夏希