90年代の格闘ゲームブームを牽引してきたSNKの人気格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズ、26年ぶりの最新作『餓狼伝説 City of the Wolves』発売にあたり、ゲーム史上最も野心的なサウンドトラックプロジェクトが進行中だ。
Salvatore Ganacci(サルバトーレ・ガナッチ)のキュレーションのもと、エレクトロニックミュージックシーンのスターたちが集結したこの公式サウンドトラックは、クラブカルチャーのエネルギーと格闘ゲームの緊張感を融合させる試みとなる。今回、同プロジェクトの中核を担うAlan Walkerの最新シングル「Mind of a Warrior」が、4月24日のゲームの世界同時発売と共にリリースされる。
全19曲で構成されるサウンドトラックからの最初のシングルとしてリリースされた「Mind of a Warrior」は、エレクトロニック・ミュージックの本質と戦いの精神を見事に融合させた一曲。戦闘時の雄叫びのようにミックスを切り裂くシンセが、重低音の効いたビートの上で鳴り響き、聴く者の胸に勇気と名誉の感覚を呼び覚ます。
このリリースは、Alan Walkerの広がり続ける創造的ビジョンを改めて印象づけるものだ。2025年のアルバム『Walkerworld 2.0』と、続く没入型のオーディオビジュアル・ツアーを経て、音楽とテクノロジーが交わる最前線で、先駆者としての地位を確立した彼にとって、まさにその延長線上にある作品となっている。
「Mind of a Warrior」は、Steve Aoki、Alok、Solomun、Afrojack、Lucianoなど、錚々たるアーティストによるオリジナル楽曲が揃うサウンドトラック全体を牽引する役割も担っている。各楽曲は、『餓狼伝説 City of the Wolves』に登場する印象的なステージからインスピレーションを受けて制作されており、ゲーム本編さながらの鮮烈で中毒性の高いサウンドスケープを創り出している。
■『餓狼伝説 City of the Wolves』について
1991年の誕生から、90年代の格闘ゲームブームを牽引してきたSNKの人気格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズ。1999年の『餓狼 -MARK OF THE WOLVES-』から26年の時を経て、シリーズ最新作『餓狼伝説 City of the Wolves』が登場。本作では感性を刺激する独自の「アートスタイル」、バトルの興奮が加速していく「REVシステム」、そして更なる進化を遂げた「バトルシステム」を新たに搭載。さらに初心者から上級者まで楽しめる2つの操作スタイルを始め、様々な新機能や新要素を用意。欲望に満ちたサウスタウンを舞台に、新たな“伝説”が始まりを告げる。