FKA twigsが新曲「Drums Of Death」をMVとともに公開した。
「Drums Of Death」は2025年1月24日にリリースされる3rdアルバム『EUSEXUA』収録曲からの新たな先行曲。アルバム制作において、最後に完成した楽曲だという本曲のプロデュースは、アルバムの共同制作者であるKorelessが担当。ダンスフロアを強く意識した作品に仕上げられている。
また、楽曲のインストゥルメンタル部分は、当初Korelessがベルリンの有名クラブ・ベルグハインでの公演のため移動中の飛行機内で制作。同クラブのPAシステムでミックスを行い、その日のうちにクラブでデビューを果たした。その後、FKA twigsはクィアな表現を多面的なアートで探求するトランスジェンダーアーティスト/詩人のTintinを迎え、歌詞を共作。実験的なダンスフロアのエネルギーを注入した。これによりFKA twigs独自のボーカルと音楽性に加え、映画「The Crow」撮影中に体験したプラハのアンダーグラウンドテクノシーンからインスピレーションを得て制作された本作は、彼女にとって最も重厚でカタルシスな作品のひとつとなっている。
「Drums Of Death」は、今年5月のメットガラパーティーや、9月のスポーツブランド「On」とのコラボライブパフォーマンスイベント「THE BODY IS ART」で初披露されている。また、Jordan Hemingway監督が手がけたアルバムのタイトル曲「EUSEXUA」のMVの一部として、本曲は映像とともに使用されている。
Apple MusicのZane Loweの番組で初公開された本曲は、FKA twigsとKorelessのクリエイティブな関係性を象徴する作品となっている。これまでにFKA twigsはKorelessの「White Picket Fence」のビデオを監督し、KorelessはFKA twigsの『CAPRISONGS』収録曲「Pamplemousse」をプロデュースするなど、互いの作品に関わってきた。
なお、「Drums Of Death」は『EUSEXUA』からの3曲目の先行シングルとなる。これまでに「EUSEXUA」「Perfect Stranger」の2曲が先行シングルとしてリリースされており、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスで話題を呼んだ”EUSEXUAレイヴパーティー”と共にFKA twigsの新作アルバムへの期待を高めている。