世界的ロック・バンドとして人気を誇るThe 1975のジョージ・ダニエル(George Daniel)が新レーベル、dh2から自身2作目となるソロ・シングル「Chlorine」をリリースした。
dh2はThe 1975やリナ・サワヤマ、ビーバドゥービーが所属するDirty Hitとジョージ・ダニエルが共に立ち上げたエレクトロ・ミュージックにフォーカスした新レーベル。
「Chlorine」はジョージ・ダニエルの最新ソロ・リリースであり、彼がDirty Hitのもとで共同設立した新しいレーベル、dh2との旅の序章に勢いを付ける作品だ。「Chlorine」は、シャープなエレクトロニック・ビートと彼の特徴的なプロダクション・フィーリングを融合させたもので、The 1975での活動やチャーリーxcx、ザ・ジャパニーズ・ハウス、キャロライン・ポラチェックといったアーティストとのコラボレーションでも発揮されていた彼の独自スタイルが聞ける。
シングル「Chlorine」はジョージ・ダニエルのソロ・キャリアにおける新たな一歩であり、実験とコラボレーションを重視するdh2の姿勢を引き継いでいる。The FACEの取材に対し、ジョージは「コラボレーションと実験の自由を追求しているんだ。長年尊敬してきたアーティストたちと、まったく新しい文脈で仕事をしている」とコメントしている。
dh2はすでにこのビジョンを実現しており、レーベルの最初の契約アーティストであるケリー・リー・オーエンスは、10月に新アルバム『Dreamstate』をリリースし話題を呼んだ。12月には、ケリー・リー・オーウェンス、オスカー・ファレル、テイラー・スカイと共にジョージはロンドンのクラブ、フォノックスにてdh2のイベントを行う。
ジョージ・ダニエルは、自身のバンドThe 1975をはじめ、チャーリーxcx、ザ・ジャパニーズ・ハウス、キャロライン・ポラチェック、サム・スミス等をプロデュース。自身のレーベル、dh2から2枚のシングルをリリースしたジョージの今後の動きに注目が集まっている。