5月と6月に立て続けに2曲のシングル「Insecure」と「Cinnamon Curls」をリリースし、ソロ名義での本格的な活動を再開したトム・ミッシュが、再始動後第三弾となる新曲「Better Days」を新たにリリースした。
白昼夢を見てるかのような穏やかで美しいメロディーと、卓越したプロダクションを融合させた温かく開放的なバラードとなっている。シンプルなプロダクションを採用した本楽曲では、歌詞が前面に押し出され、心安らぐオプティミスティックな雰囲気と静寂の美しさを際立たせている。
前シングル「Cinnamon Curls」は、グラミー賞3回、アイヴァー・ノヴェロ賞2回、そしてアカデミー賞、ゴールデングローブ賞も受賞しているソングライター、ジミー・ネイプス (Jimmy Napes)、そしてアンドレ3000の初ソロ作『New Blue Sun』のプロデュースが話題になったプロデューサー、ネイト・マーセロー (Nate Mercereau)、そしてトムが長年仕事を共にしてきているシンガーソングライターのカーモディー (Carmody)と共に作曲されたコラボレーショントラックで、ミックスはあらゆるジャンルでヒット曲を生み出してきたエンジニアのニール・H・ポーグが担当している。再始動を告げた「Insecure」は、切実なまでに率直で、親密なヴォーカル、幻惑的なリズム、美しい演奏が見事に組み合わさった、アーティストとしての成長を示した楽曲となっている。
キャリアを通しての総ストリーミング数は15億回におよび、UKでゴールドディスクに認定された『Geography』と、今年フジロック出演も決定しているユセフ・デイズとのコラボレーションで、2020年にアイヴァー・ノヴェロ賞にもノミネートされた『What Kinda Music』はいずれも全英チャートでトップ10入り。またダンス・ミュージック・プロジェクト、Supershy (スーパーシャイ) をスタートさせるなど、ここ数年にわたって、様々な音楽的探求を通し、その多才さとアートの境界線をどこまでも押し広げようとする強い意欲を示してきたトム・ミッシュ。その才能はエリック・クラプトンやジョン・メイヤー、エルトン・ジョンらトップアーティストからも支持を集め、デ・ラ・ソウルやFKJ、ロイル・カーナー、マイケル・キワヌカ、マルコス・ヴァーリらとのコラボレーションも評判を呼び、静かに、しかし急速に、過去10年間で最も勢いのあるUKアーティストの一人となった。