山口情報芸術センター[YCAM]は、第一線で活躍する研究者やアーティストを招いて最新の表現技法を学ぶ集中ワークショップシリーズ「YCAM InterLab Camp(インターラボ・キャンプ)」の第5弾を開催する。今回のテーマは「ホモ・コーデンス AI時代、人類はどう描くのか」で、2024年10月25日から27日までの3日間にわたって実施される。
本キャンプでは、コンピュータのアルゴリズムによって生成される「ジェネラティブアート」の制作を行うアーティストや研究者を招き、AI技術とコーディングを組み合わせた最新の表現手法を探求する。参加者は実践的なハンズオンとレクチャーを通じて、メディア・テクノロジーとクリエイティビティの今日的な関係性を学ぶことができる。
プログラムは以下の3日間で構成される:
- 1日目(10月25日):「手で描く」
高尾俊介らをモデレーターに迎え、国内外からゲストを招いてレクチャーを開催。p5.jsを使用したコーディング実習も行う。 - 2日目(10月26日):「AIとコードで描く/ハッカソン」
AIと自然言語を用いたコーディングについて学び、クロストークを実施。その後、翌日のプレゼンテーションに向けたハッカソンを行う。 - 3日目(10月27日):「100枚の絵を描く」ハッカソン/プレゼンテーション・講評
参加者によるショートプレゼンテーションと講師陣によるフィードバックを通じて、AIとコーディングを組み合わせた新たな絵の描き方の可能性を探る。
キャンプで制作された成果物はYCAM館内で小規模展示として公開される予定だ。
イベント情報
日時:2024年10月25日(金)~27日(日)[3日間通し]
25日 10:00~21:00
26日 9:00~18:00
27日 9:00~14:30
場所:山口情報芸術センター[YCAM]スタジオB
定員:30人(参加無料、要申込)
対象:当該テーマに興味を持つ高校生以上の方
持ち物:ラップトップPC
主な制作環境:p5.js
申込方法
ウェブサイト(www.ycam.jp)からお申し込みください。申込多数の場合は、応募内容をもとに主催者にて選考を行い、参加者を決定します。未成年者は保護者の許可が必要です。