「Bringing power back to music creators(音楽のチカラをクリエイターに)」を掲げ、世界中の音楽クリエイターとレーベルなどのバイヤーが未発表楽曲を売買できるデジタルマーケットプレイスを提供する「SURF Music」は、アメリカ・テキサス州オースティンで開催されるSXSWに、イノベーションアワードの最終候補としてノミネートされた昨年に引き続き、今年も参加する。
SURF Musicが登壇するパネルは、現地時間3月11日(月)にオースティンコンベンションセンターで行われる「Demystifying Japan: The World’s Second Largest Music Market (世界第2位の日本の音楽市場の謎に迫る)」だ。パネリストには、SURF Musicファウンダー兼CEO・小堀ケネスに加え、CopetinのTamayu Takayama氏、 Ultra Publishing/Helix Recordsのエリサ・ワタナベ氏も参加。世界第2位のマーケットシェアを持つ日本の音楽業界の特異性や特徴について語り、欧米のコンポーザーやアーティストがなぜこぞって日本のマーケットに参入したくなるかを説明する。進行役は、アメリカの音楽テック企業・Rock Paper ScissorsのJonathan Streetman氏が務める。
パネルセッションは、下記のトピックをベースに展開される予定だ。
・業界の慣習から権利管理まで、他国のマーケットと異なる日本の音楽業界仕組み
・日本の音楽業界を世界第2位たらしめる理由:J-Popシーンで日本のアーティストが熱心なファン獲得するための方法
・2024年現在もなおファンが15枚以上のCDを購入する理由
・世界中の作詞家、プロデューサー、音楽クリエイターが日本の音楽業界に参入したがる理由:カラオケヒット曲がアーティストキャリアの安定収入になる理由
・日本の音楽業界が世界の音楽市場での存在感をより拡大させるためにできること
SURF Music CEO 小堀ケネス氏は次のように述べている。
SXSW Innovation Awardのメディア部門のファイナリストに選出された昨年に引き続き、今年もSURF MusicとしてSXSWに参加できとても光栄です。今年はパネリストとして、「Demystifying Japan: The World’s Second Largest Music Market(世界第2位の日本の音楽市場の謎に迫る)」をタイトルに、世界第2位の規模を誇る日本の音楽業界に関するカンファレンスイベントに登壇します。世界中のクリエイターとバイヤーを繋ぐSURF Musicの代表として、また、日本の音楽業界に長年携わってきたプロデューサーとして、欧米のオーディエンスが抱く日本の音楽業界に抱く「謎」ついて解説してきます。
SURF Music CEO 小堀ケネス
SXSW 2024 SURF Musicパネル情報
タイトル:Demystifying Japan: The World’s Second Largest Music Market(世界第2位の日本の音楽市場の謎に迫る)
講演内容:日本国内外の第一線で活躍するプロフェッショナルによる日本の音楽業界のインサイトの提供。
対象:アーティスト、ミュージシャン、プロデューサー、A&Rなど、日本の音楽業界に関心のある全ての人
場所:アメリカ・テキサス州オースティン オースティンコンベンションセンター 18AB
日時:2024年3月11日(月)4pm-5pm(現地時間)
登壇者:小堀ケネス(SURF Music)、Tamayu Takayama(Copetin)、Elisa Watanabe(Ultra Publishing/Helix Records)、司会:Jonathan Streetman(Rock Paper Scissors)