ジャック・アントノフ率いるバンド、ブリーチャーズが今年3月8日にリリースする新アルバム『Bleachers』からの新曲「Me Before You」をリリースした。バンドは8月に開催されるSUMMER SONIC 2024への出演が決定しており、9年振りの来日を果たす。

今月初めフロントマン、ジャック・アントノフは、第66回グラミー賞で「最優秀プロデューサー賞(ノン・クラシック部門)」を3年連続で受賞し、3年連続で受賞した史上2人目のプロデューサーとなった。才能溢れるソングライターでありプロデューサーであるジャック・アントノフは、テイラー・スウィフトのアルバム『Midnights』の「年間最優秀アルバム賞」でもグラミー賞を受賞しており、彼のキャリアにおけるグラミー賞受賞回数は計10回となっている。

新シングル「Me Before You」はジャックの妻で俳優のマーガレット・クアリーと出会う前の悲観的だった自分を歌った楽曲。

ブリーチャーズの奏でるバンド・サウンドには豊かな深みがあり、明るくソウルフルでカラフルな音像が散りばめられています。新アルバムは、ジャック・アントノフが、現代生活の奇妙な矛盾や、文化における自分の立場、そして自分が大切にしているものについて、米ニュージャージー州出身の彼ならではの視点で表現した作品。アルバムは、時に悲しく、楽しく、ハイウェイをドライブしたり、泣いたり、結婚式で踊ったりするための楽曲が収録されているといいます。クレイジーな時代にあっても、大切なものは忘れないというこの作品に込められた思いには、何か安心させられるような響きを感じさせる。

グラミー2部門を受賞したUSのポップ・ロック・バンド、FUN.の活動休止以降はブリーチャーズとして活動するジャック・アントノフは、プロデューサーとしても輝かしい経歴を持っている。2021年にBBCから「ポップ・ミュージックを再定義した」と評価され、テイラー・スウィフト、ラナ・デル・レイ、ザ・1975、ロード、ダイアナ・ロス、セイント・ヴィンセント、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、クレイロ等の楽曲をプロデュース、今までにグラミー賞を10度受賞している。2014年にデビュー・アルバム『Strange Desire』をリリースしたブリーチャーズは、3枚のスタジオ・アルバムと印象的なライヴ・ショーで熱狂的なファンを世界中で獲得。ジャック・アントノフは2023年にThe 1975やリナ・サワヤマ等が所属するUKのレーベル、Dirty Hitと契約を結んでいる。

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