トラックメーカー/DJのtakaryuが、11月27日に約2年ぶりのシングル「hope in suffering」をリリースした。

トラックメイキング、リリック、アートワーク等をすべてtakaryu自身が手掛けたトータルプロデュース作。本作は来年リリースが予定されるアルバムの先行トラックでもあるとのこと。

本作「hope in suffering」は2020年代以降加速度的に広まったビットクラッシュ(音質劣化)エフェクトを通したサウンドデザインへの挑戦が試みられており、劣化を経てもなお消えない音像的な美観を追求した作品に仕立てられている。20年代以降の鬱屈や数々の陰惨な知らせを通じて自身が感じた事柄をパッケージングした一曲。

その背景には現実的な物事により発生する抑圧的なプレッシャーと、非現実的な物事がしばしば帯びる解放的なイメージとの対比が込められており、現実世界においていま希求される強迫的なまでのポジティブさではなく、空想上に存在する希望を切実に求める心の動きが描写されている。赦しは自身の心のなかに在る。

リリースinfo

takaryu – hope in suffering
2023.11.27 (Mon) Digital Release
Streaming:https://linkco.re/hQuUbS6m
Credit:Vocal, Lyrics, Produced, Mixed, Mastered, Artwork by takaryu

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