ラッパーのTravis Scottが7月28日にリリースした新作アルバム『Utopia』にDaft PunkのGuy Manuel de Homem-Christoがプロデューサーの1人として参加していることがわかった。
『Utopia』には、James BlakeやMetro Boomin、Bon Iverのシンガーでラッパーとのコラボを多いJustin VernonからBeyonce、SZA、Kanye Westなど、人気プロデューサーとアーティストが多数参加している。
今回、Guy Manuel de Homem-Christoは、アルバム収録曲の「MODERN JAM」をプロデュース。エレクトロニックなテイストのトラックが印象的な同曲では、Travis Scottによる”Guy-Man(Guy Manuel de Homem-Christoの略称)をフランスから連れて帰ってきたぜ!(Hey, Guy-Man, brought him home from France)というGuy Manuel de Homem-Christoについて、言及するリリックも見受けられる。
Hey, Guy-Man, brought him home from France
Genius: https://genius.com/Travis-scott-modern-jam-lyrics
This shit punk, put it on the Bible
またファンの多くは、リリース直後からこの曲でのGuy Manuel de Homem-Christoのプロデュース・スキルを賞賛。特に「この曲のビートは90年代を感じるから90年代テイストのMVを作ってほしい」、「クラブで盛り上がりそうだ。オールドスクールな雰囲気を感じる」など、この曲がいかにオールドスクールなサウンドであるかについて、言及するものが多い。
なお、以前、Travis Scottが発表していたエジプト・キザのピラミッドを舞台にししたアルバムのリリース記念ライブとそのライブ配信は安全上の懸念から正式に中止となった。Egyptian Musicians Syndicateは、”有名アーティストがパフォーマンス中に行った独特の儀式が、我々の本物の社会的価値観と伝統に反する”という懸念もあると発表している。
text by Jun Fukunaga
source: https://musictech.com/news/music/travis-scott-utopia-daft-punk-guy-man-modern-jam/