ヨークシャー出身でロンドンを拠点に活動するシンガー・ソングライター兼プロデューサーのイーサン・P・フリンが、デビュー・アルバム『Abandon All Hope』の詳細を発表した。
<Young>から10月6日にリリースされる『Abandon All Hope』は、彼の24年分の経験が 詰まった多彩な8曲 になっている。『Abandon All Hope』は、イーサン・P・フリンという若きアーティストが、デヴィッド・バーン、FKAツイッグス、ジョックストラップ、ヴィーガンといった有名アーティストとコラボレートしてきたという、極めて実り多い創作活動の集大成である。
Narcissus Studiosで12日間かけてレコーディングされた44分、片面22分(意図的に昔ながらの12インチLPの尺に合わせた)本作は、統一されたテーマでまとめられており、いわゆる昔ながらのアルバムと言えるだろう。人間関係や恋愛、不安との闘い、21世紀の青春時代という状況において、切望することや、希望を見失ってしまう心情を詠っている。 また新進気鋭のシンガー、エヴァ・ゴアのバックアップ・ヴォーカルもフィーチャーされおり、イーサン・P・フリンが真のアーティストとして名乗りを上げたことを示す大胆な声明と言えるだろう。
現在公開中のシングル「Abandon All Hope」のMVはイーサン・P・フリンが自ら監督し、CHILDスタジオ(パ・サリュ、アナイス、ザ・エックス・エックス)が撮影を行なった。アップビートな楽曲が反映された、シネマティックな「Abandon All Hope」のビデオでは、イーサン・P・フリンとバックボーカルのエヴァ・ゴアが、ヨークシャー・デイルズを旅しながら、しがらみから解き放たれる様子が描かれている。
「この曲は、アメリカにいる一人の追いはぎが人々を襲いまくる話から始まった。彼は死んでから、煉獄(*カトリック教会の教義で、この世の命の終わりと天国との間に多くの人が経ると教えられる清めの期間)で、悔い改めて地獄に落ちるまで、自分の家族から強奪するという行為を、路上で延々と繰り返すことを強いられる。曲は不明瞭で、絶望というテーマだけが残される。ヨーロッパでの戦争、その前はコロナなど、僕たちは絶望的な時代にいる。その反応として、ヘヴィーなサウンドにしたかったんだ。ロックすぎるかもしれないけど、このアルバムで僕はギターの音に引き戻されたんだ。ギターに焦点を当てているんだ。」イーサン・P・フリン
2023年10月6日に世界同時発売となる本作は、解説書と歌詞対訳を封入した国内流通仕様盤CD、通常のCD/LPに加え、限定のブルー・ヴァイナルが発売される。本日より随時各店で予約がスタートする。
artist: Ethan P. Flynn
title: Abandon All Hope
label: YOUNG / Beat Records
release: NOW ON SALE2023.10.6
7YO322CDJP ¥2,200+税
解説+歌詞対訳冊子
BEATINK.COM:
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13504
TRACK LIST
01. In Silence
02. Abandon All Hope
03. Clutching Your Pearls
04. No Shadow
05. Leaving The Boys Behind
06. Bad Weather
07. Crude Oil
08. Demolitio