日系スウェーデン人のボーカリスト、ユキミ・ナガノに加え、キーボードのホーカン・ヴィレーンストランドとベースのフレドリック・ヴァリン、そしてドラムとパーカッションを担当するエリック・ボダンの4人から成るスウェーデンのバンド、リトル・ドラゴン。フライング・ロータス、FKJ、ケイトラナダ他、様々なアーティストとのコラボレーションで知られ、グラミー賞ノミネート歴もある彼らが最新作『Slugs of Love』を7月7日にリリースすることを発表、新曲「Kenneth」をMVと共に公開した。

MVの制作は、クルアンビンやリオン・ブリッジズらを手がけてきたミネアポリスのアニメーション・スタジオ、Unlimited Time Onlyが手掛けている。

この曲は友情と愛について歌っているんだ。
苦い思いにとらわれたり、精神的に間違った方向に進んでしまったりすることについて歌っている。

ーLittle Dragon

バンド自身が”最高傑作”と評するこのアルバムは、ソウルフルなポップ・ミュージック、エレクトロニック・ミュージック、R&Bなど様々な音楽性をバンド独特のバランスで詰め込んだ全11曲にわたる作品となっており、デーモン・アルバーン(ゴリラズ/ブラー)とJ・コールのレーベル〈Dreamville〉所属の気鋭のラッパー、JIDがゲスト参加している。作品はヨーテボリ・スタジオで録音され、一聴してそれとわかるユキミ・ナガノのボーカルに支えられたアルバムとなっている。

私たちは、コラボレーションやコミュニケーションの方法を模索してきた。パターンを分解し、新しいものを作る。好奇心を持って鍵盤をひいたり、時には激しく、時には優しく、様々なものを叩いたり、弦を弾いたり、音を録音したり、音にどれだけ手を加えることができるか、その限界に挑戦したり、前へ、後ろへ、横へ、あらゆる方向に進化するこの音楽に合わせて、一緒に探求したり、再生したり、ダンスしたり、泣いたり笑ったりして、完璧な作品が完成した…これはこれまでの中でも最高傑作だと感じている。とても誇りに思う。

ー Little Dragon

2020年にリリースされた前作『New Me, Same Us』は〈Ninja Tune〉からリリースされ、New York Times、Pitchfork、The Guardian、Mixmag、Crack Magazineなど多くのメディアから賞賛を受けた。バンドは人気番組NPRの”Tiny Desk (Home) Concert”にも登場、更にはビルボードのダンス/エレクトロニック・アルバム・チャートで5位を記録した。コーチェラ、グラストンベリー、ロラパルーザ他、大型フェスへの出演を果たし、バッドバッドノットグッドをサポートにむかえてフライング・ロータスとハリウッドボウルやバークレーのグリークシアターでダブル・ヘッドライナー公演を行うなど、大きな話題を呼んだ。

待望の最新作『Slugs of Love』は7月7日にCD、LP、デジタルでリリース!国内仕様盤CDには解説が封入される。また、LPは通常盤のブルー・ヴァイナルに加えて、限定盤のスプラッター・ヴァイナルでも発売される。

label: Ninja Tune
artist: Little Dragon
title: Slugs of Love
release: 2023.07.07

Beatink.com
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13398
tracklist:
1. Amoban
2. Frisco 
3. Slugs of Love
4. Disco Dangerous 
5. Lily’s Call 
6. Stay (feat. JID) 
7. Gold  
8. Kenneth 
9. Glow (feat. Damon Albarn) 
10. Tumbling Dice  
11. Easy Falling 
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