ブライアン・イーノ(Brian Eno)は、2022年10月に最新のスタジオ・アルバム『FOREVERANDEVERNOMORE』をリリースした。アルバム全体を通して彼のヴォーカルをメインに据えた、2005年の『Another Day On Earth』以来、初めてのヴォーカル・アルバムは、近年のイーノ作品とは明らかに異なるものであり、多くの批評家から賞賛を浴びた。

今回は、『FOREVERANDEVERNOMORE』から自らのヴォーカルを取り除き、焦点を音楽に戻したインスト・ヴァージョン『FOREVER VOICELESS』を2023年のレコード・ストア・デイに合わせてリリースすることが発表された。

オリジナル・ヴァージョンでは、ゆったりとしたコード・チェンジの上に音色を乗せる実験を行い、時に合唱的で賛美歌的、時に黙示録的であり、そして恐ろしいほどの美しい作品を完成させている。

作品のインストゥルメンタルの要素は、ムードの移り変わりを設定する、最高のドラマティックで、繊細なトーンを生み出している。現在進行中の気候変動の問題に対するリアクションというアルバムのテーマは、この催眠的な音の風景の中でより鮮明に打ち出されている。

アーティストとして、音によって様々な世界を創り出してきたが、今回描いたのは人間の存在している風景であるとイーノは語る。歌声を取り除いた新たなトラックは、再び私たちが旅することのできる世界となる。

私はかなり長い間、ランドスケープ・ミュージックと呼ばれるようなものを作り、物語というよりは雰囲気やムード、世界を作ってきた。それらはストーリーではなく、あなたが訪れることのできる場所、音で作られた世界である。
そこでは、パーソナリティーを持たないナレーターとして声が存在する。それは必ずしも私ではなく、自伝的でもない。匿名の存在である。
– ブライアン・イーノ

ウェスト・ロンドンとノーフォークにあるイーノのスタジオで制作された『FOREVER VOICELESS』は、4月22日 (土) にレコード・ストア・デイ限定のクリア・ヴァイナル仕様で発売され、デジタル/ストリーミングでも聴くことができる。

label: Warp Records
artist: BRIAN ENO
title: FOREVER VOICELESS
release: 2023.4.22 FRI ON SALE

“a thought” オーディオ・ストリーミング: 

https://brianeno.lnk.to/athoughtPR
“a thought” ビジュアライザー: 

https://brianeno.lnk.to/AThoughtVideoPR

Vinyl:

A Thought
And Let It In 
Who Are We 
Crystal Light 
Inclusion
 
Bells Above 
Cheri 
Hardly Me
Small Noise
Silence 

Digital:

Vocal Album: 
Who Gives A Thought
We Let It In
Icarus Or Bleriot
Garden Of Stars
Inclusion
There Were Bells
Sherry
I’m Hardly Me
These Small Noises
Making Gardens Out Of Silence
 
Instrumental album: 
A Thought
And Let It In
Who Are We
Crystal Light
Inclusion
Bells Above
Cheri
Hardly Me
Small Noise
Silence

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