現地時間2月5日に行われた第65回グラミー賞にて、Beyoncéがダンスミュージック部門である「最優秀エレクトロニック・ダンス・アルバム賞」と「最優秀ダンス・レコーディング賞」受賞した。

「最優秀エレクトロニック・ダンス・アルバム賞」を受賞したのは昨年リリースされたBeyoncéの7枚目のスタジオアルバム『Renaissance』。「最優秀ダンス・レコーディング賞」を受賞したのは『Renaissance』収録曲で同作のアルバムの先行曲として話題を呼んだ「Break My Soul」。

『Renaissance』収録曲は、DJミックスのようにシームレスに配置されていることが特徴。ディスコやハウスといった1970年代以降のブラック・ダンス・ミュージックのスタイルをブレンドし、それらのジャンルの黒人アーティストやクィアアーティストのパイオニアたちにオマージュを捧げた内容になっている。

「Break My Soul」は、Robin Sによる90年代ハウスの名曲「Show Me Love」やクィアアーティストのBig Freediaの「Explode」がサンプリングされている。

なお、Beyoncéは第65回グラミー賞では、最優秀R&Bソング賞、最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンスを受賞するなど、これまでGeorge Soltiが持っていた31回のグラミー賞獲得数を更新。グラミー賞獲得数を32とし、歴代最多記録を樹立した。

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