10月21日に7枚目のスタジオ・アルバムとなる最新作『The Car』をリリースしたアークティック・モンキーズ。新たなる名盤の誕生を確信させる評価、セールス共に好調な中、過去タイトル全作が紙ジャケ・高音質UHQCDの新装盤で再発決定!初回生産盤には異なるロゴ・ステッカーを封入され、数量限定Tシャツセットや日本語帯付きLPも発売される。

2023年1月20日 (金) 発売の第一弾では、衝撃の1stアルバム『Whatever People Say I Am, That’s What I’m Not』、2ndアルバム『Favourite Worst Nightmare』、3rdアルバム『Humbug』の3枚、そして2023年2月17日 (金) 発売の第二弾には、4thアルバム『Suck It and See』、5thアルバム『AM』、6thアルバム『Tranquility Base Hotel & Casino』の3枚がリリースされる。

『Whatever People Say I Am, That’s What I’m Not』
2005年のUKロック界を激震させただけでなく、ロック史上最も優れたデビュー作のひとつとして高く評価されるデビューアルバム。その後、輝かしいキャリアを歩むこととなるバンドの若々しい高揚感と、すでに卓越した才能を見せるソングライターによる楽曲が見事に調和した傑作。シングル「I Bet You Look Good on the Dancefloor」「When the Sun Goes Down」を収録。その年の主要音楽賞を総なめにするだけでなく、NMEが選ぶ『史上最高のアルバム500枚』や、Rolling Stoneが選ぶ『史上最高のデビューアルバム・ベスト100』『2000年代のアルバム・ベスト100』にも上位にランクインするなど、イギリス音楽史上、最も重要な作品のひとつとされている。

『Favourite Worst Nightmare』
並外れたソングライティングの才能に磨きをかけ、2作連続の全英1位、全米7位も記録した2ndアルバム。シングル「Brianstorm」「Fluorescent Adolescent」「Teddy Picker」を収録。商業的成功に加え、ブリット・アワードにて最優秀ブリティッシュ・アルバム賞、マーキュリー賞にノミネート、そしてグラミー賞にも2部門でノミネートを果たすなど、デビュー作同様かそれ以上の素晴らしい評価を獲得した名盤。

『Humbug』
ジョシュ・オムをプロデューサーに迎え、伝説のスタジオ「Joshua Tree Studios」でレコーディングされた3rdアルバム。3作連続の全英1位、全米ではインディペンデント・アルバム・チャートで1位を記録。シングル「Crying Lightning」「Cornerstone」「My Propeller」を収録。2ndアルバムでも見られた重厚なサウンドが、よりダークさを帯び、その後の進化の足がかりにもなったバンドのキャリアを語る上で欠かすことのできない重要作。

『Suck It and See』
若くしてすでにUKを代表するモンスター・バンドへと成長したアークティック・モンキーズの4thアルバム。ニルヴァーナ、マイケル・ジャクソン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ等が過去にレコーディングしたLAのサウンド・シティ・スタジオにて制作された。シングル「Don’t Sit Down ‘Cause I’ve Moved Your Chair」「The Hellcat Spangled Shalalala」「Suck It and See」「Black Treacle」を収録。過去のアルバムと比較して、よりクラシックなロックンロールに傾倒し、60年代のイギリスの楽観的な雰囲気をブリットポップ時代の感覚で表現したかのようなポップなサウンドが特徴の人気作品。

『AM』
アルバム、シングルともに全米で最高位を記録し、世界的評価をさらに高めた5thアルバム。インディー・レーベルによるリリースとしてはUK史上初となる5作連続の全英チャート1位に加え、全米ではオルタナティブ・アルバム・チャート、インディペンデント・アルバム・チャート、ロック・アルバム・チャートで1位となり、全体6位を記録。ブリット・アワードにて最優秀ブリティッシュ・アルバム賞を再び受賞。マーキュリー賞とグラミー賞にもノミネートされた。前作のトラディショナルなロックンロールから一転、今作では様々なタイプのロックサウンドに、R&Bやソウル、ヒップホップからの影響も取り入れ、バンド史上最高傑作と評価される音楽ファン必携の大名盤。

『Tranquility Base Hotel & Casino』
前作『AM』でメインストリームでの成功も手にしながら、常に新しい音楽的領域を模索するバンドの強い探究心が現れた6thアルバム。タイトルはアポロ11号が初めて月に着陸した場所の名前に由来し、月にある架空のホテルとカジノをイメージしたというアルバムのジャケットデザインもフロントマンのアレックス・ターナーによるもの。アレックスが初めてピアノで作曲したという楽曲群は、ギターサウンドをベースにした過去作品とは異なり、ヴィンテージのスタインウェイの響きがアルバム全体にも独特のムードを与えている。

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