現在、東京、横浜、大阪、名古屋の4ヶ所を周る日本ツアーがスタートしているペール・ウェーヴス(Pale Waves)が待望のサード・アルバムからタイトル・シングル「Unwanted」のMVを公開した。

本シングル「Unwanted」は自己否定や自己嫌悪との葛藤、自分自身を役立たずな存在だと思わせる近い存在について歌っている。 今まで以上にダークな感情を歌っている本シングルやアルバムの歌詞についてフロント・ウーマンのヘザーは「今の私自身がそういったフィーリングを乗り越えることが出来ているからだと思う。気持ちの整理が出来ているから、それについて語る準備ができていたのよね。まだ気持ちの整理ができていなければ、それについて自分以外の人々に語りたいとは思えないから。今回は、そういった問題を自分の中で解決することが出来ていた。だからそれについて語ることが出来たの」とコメントしている。

今年に行ったライブ映像やツアーの舞台裏を捕らえたモノクロの「Unwanted」のミュージック・ビデオは”今”の彼女達を映し出している。

新アルバム『Unwanted』はブリンク182やヤングブラッド、マシン・ガン・ケリーなど、オルタナティブ・ロックの王道とも言えるアーティスト達を手掛けてきたザック・セルヴィーニがプロデューサーを務め、LAにあるMDDNスタジオにてレコーディングされた。ポップパンクの軽快なギターとリズムのドライブ感に、90年代ロックバンドのアティテュードが加わった作品となっている。

「このアルバムは、私が書く必要があると感じただけでなく、私たちのファンが聞きたいと感じた感情について書いています。ほとんどの人が自分の居場所がないと感じたり、自分は十分ではないと感じさせられたりしたことがある。家族に認めてもらえない、カミング・アウトしたことで友達と疎遠になったなど、ファンから良くあがってくるテーマです。だから、『Unwanted』は正直で、挑発的で、ラウドである必要があった。テーマだけでなく、音楽においてもね」と新アルバムについてヘザーは語っている。

Share.

Comments are closed.