2000年ナイジェリア出身、 “アフロポップ・プリンス”とも呼ばれるRema(レマ)は、アフロビーツ、そして、昨今ではAfrorave(アフリカのレイヴミュージック)の先駆者。8歳の頃に父親を亡くし、母親一人によって育てられ、好きな漫画では食べていけないことを自覚し、プロのミュージシャンを目指して、3つのグループのメンバーとして兼任して音楽活動をしていた。アフリカの音楽の他にも、ダフト・パンク、カニエ・ウェスト、ポスト・マローン等も聞き、世界を視野に入れながら活動続ける中、オバマ前米大統領の2019年夏のプレイリストに、Remaの「Iron Man」がドレイク、SZA、チャイルディッシュ・ガンビーノ、ビヨンセ、Lizzo等と並んで入っていたことで注目を浴び、更にはオバマ前米大統領のFAVORITE MUSIC OF 2019のリストにもブルース・スプリングスティーンやアリシア・キーズと並んで入った。

2022年3月には、クリス・ブラウンや6LACKなどのコラボレーション楽曲も収録されたデビュー・アルバム『Rave & Roses』をリリースすると、16ヶ国以上にて1位を獲得。母国ナイジェリアのチャートでは、アフロビーツの作品として、史上最高位での初登場作品という記録を打ち立てた。中でも、収録曲の「Calm Down」は、ソロアーティストによるアフロビーツの楽曲として、最速でSpotifyにおいて1億ストリーミングを越えている。

そしてこの度、その大ヒット中の「Calm Down」が、グラミー賞ノミネート歴のある、グローバルスーパースターのセレーナ・ゴメスとのコラボレーションしたバージョンが実現し、そのミュージック・ビデオが公開された。今回のコラボレーションのオファーを貰ったときについて、セレーナ・ゴメスは、「とてもワクワクしたし、こんなに光栄に思ったことは無かったわ。本当に楽しい曲だと思うので、聴いてくれる人も気に入ってくれることを願うばかりよ」とコメントしている。そしてRemaはファンに向けて「愛とサポートを有難う!楽しんでね!」メッセージを送っている。

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