グラミー賞にこれまでに5回ノミネートを果たし、名実共にトップアーティストとしての地位を築いたボノボ。今年のフジロックではバンドセットで登場し、強烈なグルーヴでホワイスステージを沸かせたことも記憶に新しい彼が、最新シングル「ATK」を公開!今回の新曲はダンス・ミュージックのリリースに焦点を当てたボノボ主宰のレーベル〈OUTLIER〉からのリリースとなり、楽曲は最新アルバム『Fragments』と同時期に制作された。

最初はAtakora Manuの「Dada」という楽曲のDJエディットだったんだけど、進めていくうちに独自のトラックになっていった。アルバムに収録するには少し合わないと感じたから、よりダンスフロア向けの〈OUTLIER〉のリリースとして残しておきたかった。 – Bonobo

Atakora Manuは、60年代後半にMoses Kweku Oppongと伝説のバンドKakaiku No.2 Bandを結成し、ガーナにおける人気ギタリスト、作曲家、スタジオ・エンジニアとして活動していた。

MVはMcGloughlin Brothers (A$AP Rocky, Max Cooper)が監督したビデオで、視聴者を様々な質感、風景、形の中を列車で旅するような世界に誘う。ビデオの中では、グラフィティ、カラフルな窓や壁、ポルトガルのタイルや世界中の駅が、アップテンポなビートに合わせて映し出されている。

『Fragments』はビルボードのDance / Electronic Albumsチャートで3位、UKのOfficial Albumsチャートで5位を記録、さらに第64回グラミー賞では、自身のレーベルOUTLIERからリリースしたシングル「Heartbreak」で2部門にノミネート、他にもNPR Tiny Deskでのデビュー、KEXPでのライブセッション、BBC Radio 1 Essential Mix、グラストンベリーやフジロック出演などを実現し、ボノボにとって今年は飛躍の年となっている。 現在も4大陸にわたる大規模なワールドツアーの真っ最中で、世界中で合計75万人以上のファンに向けたプレイを予定している。

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