Abletonが音楽制作と演奏のためのソフトウェア「Live 11.1」の更新ファイルの提供を開始した。




この更新により、Live 11.1では、別途コンバーターなどを経由しなくても、AppleシリコンのM1チップで動作するコンピュータに対応する。

さらにLive 11.1では、多数の機能の細かな更新を行っている。既存のデバイスであるFrequency Shifterは、Shifterの名前で生まれ変わり、リアルタイムで単音のピッチを変化させる新しいモードが加わったほか、ディレイ、エンベロープ、LFO、グライドといったパラメータも搭載された。

また、音楽制作の効率化や表現性の向上を目的とした2種類のMax for Liveデバイス、Align DelayとShaper MIDIが新たに加わったAlign Delayを使うと、機材全体をつうじて音声信号や制御信号などの遅延補正が可能になり、 Shaper MIDIでは、モジュレーションのデータを生成してMIDI演奏の表現性を高められる。

ほかにも、コンピング機能の強化やマルチクリップ編集の操作性向上など、 多数のアップデートが行われている。

現在、Live 11.1は入手可能。Live 11のライセンスを所有する場合は、Abletonのアカウントページから、Live 11.1をダウンロードすることができる。また、Live 11を所有する場合は、無料でLive 11.1にアップデートすることができる。




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