Metronomy(メトロノミー)は、2022年2月18日にBecause Musicから発売される7枚目のスタジオアルバム『SMALL WORLD』の詳細を発表。また今作のリード・シングル「It’s good to be back」は、シンセサイザーを駆使した刺激的な曲。Dreamjob監督によるビデオも公開された。このビデオでは、メトロノミーのバンド・メンバー全員がトゥルーマン・ショーのような不気味な世界に登場し、それぞれが混沌とした喜びを持ち続けようとしながら、死んでは同じことを繰り返すシナリオになっている。




先行シングル「It’s good to be back」の名前の由来に関して、フロント・マンのジョーマウントは「私は、『この2年間の結果、人々が言うであろう最も下らない決まり文句は何だろう』と考えながらも、同時に、それがどのように真実になるのか、また、物事が再び動き始めることがどのように感じられるのかを考えていたんです。」と語っている。さらに「子供の頃、親の車の後部座席に座っていて、親が車でかける音楽を、「これはひどい」と思っていたけど、1曲か2曲は好きな曲があったことを思い出していました。そういうアルバムを作れたら楽しいだろうなと思ったんです。子供たちが好きそうなのはこの曲。これは “クール “な曲だよ。」と付け加えた。

また本アルバムの発表を記念して、メトロノミーは11月11日(木)にロンドンのColour Factoryでエクスクルーシブなライブを行い、Doorsでライブ・ストリーミングを予定している。

Metronomyのニュー・アルバム『SMALL WORLD』は、シンプルな喜びや自然への回帰、より洗練されたソングライター的なサウンドを一部に取り入れながら、より広範な実存的な問いかけをしている。これは、少なくともこのアルバムが制作された2020年という時代に根ざしているのだろう。自然や自分のルーツに感謝の気持ちを見出したり、年を重ねるごとに大切にしたいものを見直したりすることは人間の生活の一部ではあるが、この1年ほどはそれが加速し、強調されているように感じられたのだ。この波乱万丈の時代を経てもなお存続しており、ジョー・マウントのソングライター、アレンジャー、プロデューサーとしての能力は、エバーグリーンな輝きを放っている。




バンドは、2022年4月と5月に英国ツアーを行い、イングリッシュ・リヴィエラ沿いのTorquayでの演奏を含む12日間の日程の後、最後にロンドンのアレクサンドラ・パレスで締めくくられる。これは、2022年3月と4月にヨーロッパで行われた30日間のツアーに続くものとなる。また来月 11月にはロンドンのColour FactoryとブライトンのPatternsで小規模で親密なファンのためのショー「Back To Our Roots」を開催予定。

<リリース情報>
アルバム『SMALL WORLD』
2022年2月11日(金) CD、LP、デジタルにて
再生/予約リンク:https://virginmusic.lnk.to/IGTBB

<アルバム『SMALL WORLD』収録予定楽曲>
1, Life and Death
2, Things will be fine
3, It’s good to be back
4, Loneliness on the run
5, Love Factory
6, I lost my mind
7, Right on time
8, Hold me tonight
9, I have seen enough

<バイオグラフィー>
フロントマンであるジョセフ・マウント(ジョー)がまだ両親と一緒に住んでいた頃、ベッドルームプロジェクトとして始まった。2006年にアルバム『Pip Paine (Pay The £5000 You Owe)』でデビュー後、2008年の2ndアルバム『ナイツ・アウト』はNME年間ベストアルバムで第5位に輝く。多才なジョセフはGorillaz、Franz Ferdinand、Klaxons、 Lady GagaなどのリミックスもMetronomy名義で手掛けている。2016年リリースの『Summer 08’』、また2019年に発表の6thアルバム『Metronomy Forever』をリリース後、日本公演も行い成功を収めた。2022年2月11日に7thアルバム『SMALL WORLD』をリリースする。




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