Z世代を代表するSSW、ビーバドゥービー(beabadoobee)が新EP『Our Extended Play』をリリースし、更に新シングル「Cologne」のMVも公開。今作はThe 1975のマシュー・ヒーリー、ジョージ・ダニエルがプロデュースしており、作曲、演奏にも二人が携わっている。




2020年の夏、ロックダウンの最中、イギリスのオックスフォードシャーの田園地帯でビーバドゥービーとバンドメンバー、マシュー・ヒーリー、ジョージ・ダニエルが集まりレコーディングを行った。ビーバドゥービーが他のアーティストと密接にコラボレーションするのは初めてのことで、彼女の典型的な制作プロセスから離れて、新しい音楽スタイルやサウンドに挑戦した意欲作。EPに収録されている新シングル「Cologne」は、自称「セクシーなラブソング」で、不安や自信のなさ、自分の価値を他人に認めてもらおうとすることからの脱却など、矛盾した複雑な感情を表現している。スロータイの映像作品を手掛けるThe Restがディレクションを務めた「Cologne」のミュージック・ビデオに関して、「私の友人たちと一緒にアクション映画を作りたいと思っていたので、思い通りのものができました」とビーバドゥービーはコメントしている。

新EP『Our Extended Play』は、ビーバドゥービー自身の発見やアーティストとしての成長が反映されています。今作はデビューアルバム「Fake It Flowers」の締めくくりであると同時に、彼女のユニークでエキサイティングな旅の次のステップへと導く架け橋でもある。「このEPは、コロナ禍の難しい時期に、本当に協力的な方法で作られました。私のバンドやマティ、ジョージと一緒にレコーディングができて、本当にラッキーでした。このEPが人々を何らかの形で結びつけることができればと願っています。EPに収録されている楽曲は去年はなかなか感じられなかった連帯感についての曲でもあるの。この作品は、次のステップへの架け橋のようなものと感じています」とビーバドゥービーは語っている。




『Our Extended Play』は、大人になること、一体感を生み出すこと、そしてみんなが辿って来た道のりは違っていても、私たちはこの旅でひとつになっているという感覚を歌っている。収録曲の「Last Day On Earth」は、彼女のトレードマークである90年代を彷彿させるギターと、インディーの雰囲気、そして中毒性の高い軽快なコーラスを融合させた、一瞬一瞬を大切にすることを暗示するアンセム。もし世界が劇的に変化することを知っていたら、普通に過ごしていた最後の日に何をしただろうかというアイディアを基に書かれた楽曲だ。

「Cologne」はデビューアルバム『Fake It Flowers」の直後に書かれ、自信を持って自分自身のアイデンティティに立ち向かうことをテーマに書かれた曲です。空気のように高らかなコーラスが特徴な「Animal Noises」は、成長することへの恐れとの格闘、未熟さという快適さを脱ぎ捨て自分自身であることを学ぶことついての感情を表現しています。「He Gets Me So High」はThe 1975のマシューとジョージが書いた曲にビーバドゥービーが仕上げを加えたもの。

一聴すると明るい曲だが不健康な悪癖に依存し、それなしでは生きていけないことについて書いた楽曲で、きらびやかな荒涼感を感じさせるEPの最終曲で、自己改善は終わりのないプロセスであるという希望に満ちた安心感を与えてくれる。

2020年にリリースしたデビュー・アルバム『Fake It Flowers』はUKアルバム・チャート初登場8位を記録、NMEでは5点満点のレビューを獲得し、更には日本の音楽賞、CDショップ大賞「洋楽賞」を受賞するなど全世界でブレイクを果たしている。

【EP配信情報】
アーティスト名:beabadoobee(ビーバドゥービー)
タイトル:Our Extended Play(アワー・エクステンデッド・プレイ)
発売日:2021年6月24日(木)
レーベル:Dirty Hit

<トラックリスト>
1. Last Day On Earth
2. Cologne
3. Animal Noises
4. He Gets Me So High

【ストリーミング / 配信リンク】
https://smarturl.it/h1ubza




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