サウンドデザイナーの日山豪による株式会社エコーズブレスが、自動BGM生成デバイス『AISO AUTOMATIC BGM GENERATOR』の第3弾アーティスト音源を販売開始した。




第3弾では2名のアーティストが参加。唯一無二のビートを生み出すGuruConnect(skillkills)作曲「TRIBE」、昨年発表した1stアルバ ム「SILK」を解体・再構築したBlack Boboi作曲「SILK×AISO」を収録。各アーティスト数量限定50セットが販売される。

AISOは、第2弾より、AISOプログラムの改修をおこない「バンク再生」機能を新規搭載。 これにより、作曲者の思い描く大きな曲の展開が可能になり、いっそう豊かなリアルタイム・ランダム楽曲体験を実現することができるようになった。作曲者のアイデア次第で、バンク機能の多種多様な活用方法が今も生まれている。

なお、第3弾アーティスト音源を販売開始にあわせて、参加アーティストは以下のようにコメントを発表している。




【GuruConnect(skillkills)】
“ループしない・終わらない・聞き流すための音楽” ※聞き流すための音楽←ここだけ抗いました。 この話をいただいて、思ったのは、 1枚のBEATアルバム、しかしそれは形を変え成長し続ける。 そんな感じなるのかなと、 まずは約50曲、BEATをAISO用に作りました。 一度作られたBEATを粉々に砕き、そのかけらが AISOによってREMIXされ続けます。

すなわち GuruConnect feat. AISO 自分が意図していた風にはもちろん鳴りません。 しかし紛れもなくこれは私のBEATだ! 想定内と想定外がひたすらに流れる=飽きない。 BEATジャンキー必聴の傑作が出来たなと思います。

【Black Boboi】
SILKを一曲一曲解体していき、サンプルを作り、どうゆう音にするか、どう組み合わせていけば 心地よいかを考える時間は、実験のようで面白かったです。 3人別々に作業をしていたのですが、最終段階で全曲合わせた時に1つに繋がったSILKは、 パズルが合わさったような嬉しい感覚でした。 AISOが産み出す新しいSILKの旅をじっくり味わって頂けたら幸いです。
(Julia Shortreed)

このお話をいただいたときに、昨年リリースしたアルバム「SILK」をAISOに反映させたいと思いました。 今までの作品よりも自由に制作したSILKの楽曲を、AISOというシステム(制限)の中に組み込んだ結果、不思議なことに最も自由度の 高いSILKが姿を現したように思います。最初は扱いに戸惑ったものの、理解が進むにつれてその作業はとても愛しい時間に変化してい きました。何よりも、メンバーが生み出す新たなSILKのかたちに、楽曲制作時に勝るような興奮を覚えました。 我々にとって、もうひとつのSILKとなったAISOを、手にしてくださる方にお楽しみいただけると幸いです。
(Utena Kobayashi)

ソロで即興セッションをするときによくサンプルを並べて同時再生させ、実験していました。AISOはまさにその感覚を発展させるも のとして、いかなる組み合わせになっても心地よく聴けるように調整していくという、なんとも穏やかな作業となりました。 メンバーの個性もさらに組み込まれて第二形態のSILKとなりました。
(ermhoi)

【商品詳細】
・商品名:AISO AUTOMATIC BGM GENERATOR
・内容物:microSDカード(1曲分) 再生機器・ACアダプター ・サイズ:9.4cm × 6.9cm ×高さ3.6cm ・重 さ:130g
・電 力:最大15w
・価 格:56,363円(税抜き) 62,000円(税込み)
・取扱店:エコーズブレス公式オンラインショップ
https://soundtimes.theshop.jp/




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