スウェーデン出身のプロデューサー/DJのDJセインフェルド(DJ Seinfeld)。〈Brainfeeder〉所属のロス・フロム・フレンズや、モール・グラブといった新世代のアーティスト達と同様、ローファイ・ハウスのシーンからキャリアをスタート。2017年にリリースされたデビュー作はRolling Stone誌の年間ベストにランクイン、その他メディアでも高評価を受け、フライング・ロータス、フルーム、ボノボといったトップ・アーティストからサポートされ、大きな話題となった。




更にその後、2018年にリリースしたトラック「Sakura」をエイフェックス・ツインがプレイしたことでも最大限の注目を集めた彼が〈Ninja Tune〉との契約を発表!最新アルバム『Mirrors』を9月3日にリリースすることが発表され、アルバムより新曲「U Already Know」が先行解禁された。楽曲は彼がLAのウェアハウス・パーティーでDJをしていた時に出会ったTeiraのアカペラをフィーチャーした、イタロ調のサマーアンセムとなっている。

エジンバラの大学在学中にラップトップで夜通し制作をした体験や、”Burialの真似をした”ことをこれまでの重要なターニングポイントとして挙げているが、今回のアルバムは、そういった経験から生み出された感情的な深みと音楽的な成熟を感じさせる作品となっている。UK ガラージ、ダウンテンポ、アンビエント、ブレイクビーツなど、様々なエレクトロニック・ミュージックの要素が詰め込まれた本作は、プロデューサー自身が自分の可能性を最大限に発揮、ソフトでありながらも陶酔的なサウンドトリップを実現させている。

全体を通して楽観的な側面とメランコリックな側面を併せ持った今回のアルバムについて、DJセインフェルドことアーマンド・ヤコブソンは次のように話す。

このアルバムでは、人々が最初に私の音楽に興味を持った生の感情の多くを維持したいと思った。そして同時にこれまでより優れたプロデューサーになりたいとも思っていたんだ。これは大変なプロセスだったけど、僕がプロデューサーとして、また人間として今どの位置にいるのかを表していると思う よ。ここ数年、色々な音の探求をしてきたけど、みんなが僕の音楽のどこを気に入ってくれているのか理解し、どのように前進していけばいいのかがわかってきたんだ。 – DJ Seinfeld




そして本作で見受けられる繊細な制作技術は、彼がクラシック音楽家の家系であり、10歳からクラシックピアノを弾いていたという事実を裏付けている。

父は元々オペラ歌手で、コペンハーゲンの音楽院で母と出会った。妹はプロのチェリストで、オペラ歌手もやっている。僕はもちろんクラシック音楽を楽しむことができるんだけど、ショパンには自分が求めているすべてが詰まっているわけではないと感じるようになったんだ。 – DJ Seinfeld

彼は今後の活動として2022年のプリマヴェーラ・サウンドではRay-Banステージのクロージングをジェイミー・エックス・エックス、バイセップ、ディスクロージャーらと共に務めることがすでに決まっている。

DJセインフェルド待望の最新作『Mirrors』は9月3日発売!輸入盤CD/LP、デジタルの各種フォーマットでリリースされ、LPは通常盤のブラック・ヴァイナルと限定盤のピンク/イエロー・ヴァイナルの2種類が発売される。




label: Ninja Tune
artist: DJ Seinfeld
title: Mirrors
release date: 2021/09/03 ON SALE
商品ページ:
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11915

tracklist:
1. She Loves Me
2. Walking With Ur Smile
3. U Already Know
4. The Right Place (feat. Teira)
5. Home Calling
6. These Things Will Come To Be
7. Tell Me One More Time
8. Someday
9. I Feel Better
10. Song For The Lonely

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