BBCによる<Sound Of 2021>にも選出された英R&B界のライジング・スター、Greentea Pengが待望のデビュー・アルバム『MAN MADE』を6月4日(金)にリリースすることを発表し、同作から新たに「Kali V2」を公開した。
同曲のタイトルは、ヒンドゥー教の女神Kali Maにちなんだもので、彼女自身の言葉を借りれば「古いものを捨て、新しいものを立ち上げる」という、死と再生についての曲だ。同MVも解禁され、6lack やBurnaboyなど、ヒップホップやアンダーグラウンド・シーンの映像作品を多く手掛けるアーティストのABOVEGROUNDが撮影し、映像では赤に染まった夜の街並みが映し出されており、闇と不吉さに包まれている。
デビュー・アルバム『MAN MADE』では、長年のコラボレーターであるEarbudsがエグゼクティヴ・プロデューサーを務め、これまでも楽曲に参加してきたSAMO & KIKOや、ダブステップ界の最重要レーベル<DMZ>の創設者でありDigital MystikzのメンバーのMalaなどが同作のプロデュースに参加している。またミックスを手掛けたのはLauryn HillやAmy Winehouseの作品に関わっていたプロデューサー/エンジニアのCommisioner Gordon。全18曲からなる『MAN MADE』は、ヒップホップ、ジャズ、ネオソウル、トリップホップ、ラガ、ロック、ダブ、ドラム&ベースなどのジャンルをシームレスに織り交ぜており、様々な影響を受けたGreentea Pengの世界を完璧に表現している。
<リリース情報>
アルバム『MAN MADE』
2021年6月4日(金)
再生/購入:https://virginmusic.lnk.to/MANMADE
◆トラックリスト
Make Noise
This Sound
Free My People featuring Simmy and Kid Cruise
Be Careful
Nah It Ain’t The Same
Earnest
Suffer
Mataji Freestyle
Kali V2
Satta
Party Hard
Dingaling
Maya
Man Made
Meditation
Poor Man Skit
Sinner
Jimtastic Blues
<バイオグラフィー>
英サウス・ロンドン出身のR&Bシンガー、Aria Wellsによるプロジェクト。Lauryn Hill、Erykah Badu、Jill Scottから影響を受けたストーリーテリング力とエッジの効いた佇まいが魅力の1つ。2018年、デビューEP『Sensi』をリリース。2019年、シングル「Downers」を発表し、YouTubeの人気プログラムでのパフォーマンスが話題となる。同年、セカンドEPとなる『RISIN』を発表。2020年、シングル「Hu Man」、「Revolution」を発表し、英BBCによる2021年注目の新人リスト<Sound Of 2021>に選出。2021年6月、待望のデビュー・アルバム『MAN MADE』をリリースする。