盟友フィービー・ブリジャーズ、ジュリアン・ベイカーとのボーイジーニアスでも活躍し、〈Matador〉よりリリースされた前作『Historian』が絶賛された米ヴァージニア州リッチモンド出身のSSWルーシー・ダッカスが待望のサード・アルバム『Home Video』をリリースを本日発表!




同時に最新シングル「Hot & Heavy」を公開した。

現在25歳になるルーシー・ダッカスは、クリスチャンの家庭で育ち、2016年に地元のレーベルからリリースしたファースト・アルバム『No Burden』が〈Matador〉から再発されると、一躍世界中から注目を集めることになる。新たに届けられた3枚目のアルバム『Home Video』は、彼女がバージニア州リッチモンドで過ごした青春時代を深く探ることが制作の基盤となっている。

2019年の夏にレコーディングされた本作は故郷での青春時代を自問自答することで、自分が何者なのか、自分の人生の中で人がどこに位置するのか、人の人生の中で自分がどこに位置するのかを発見する過程での、喜び、興奮、混乱、さらには失恋までをも描き、至極個人的な内容ながらも類まれなストーリー・テラーでありヒーラーであるダッカスの誠実な眼差しにより誰もが共感できる思春期の自伝へと昇華させている。




彼女の作品の多くはノスタルジックな色合いが感じられるが、今までの曲たちの中で曖昧に語られていたストーリーは、今回の作品でより具体的に描かれている。宗教によって禁じられた若いクィアの複雑な愛や、報われぬ恋心、親友のダメな父親を残酷に殺害を妄想する、親しい友人が抑制的な関係の中へと消えていく様子を描いたものなど様々の人間模様が描かれている。

レコーディング・メンバーには不動のジェイコブ・ブリザード、コリン・パストーレ、ジェイク・フィンチが参加し、フィービー・ブリジャーズとジュリアン・ベイカーが2曲でヴォーカルを担当。ミックスは現在のUSエンジニアの最高峰ショーン・エヴェレット、マスタリングは世界的巨匠ボブ・ラドウィックが務めている。最新アルバム『Home Video』は6月25日に全世界同時発売、日本盤CDには解説および歌詞対訳が封入され、これまで日の目を見なかった貴重な初期音源「No Scholar(2014)」をボーナス・トラックとして追加収録。アナログ盤は通常版に加え、数量限定クリア・ヴァイナルが同時発売される。




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