1990年代後半から活動するベテラン人気ラッパーのDMXことEarl Simmonsが、現地時間2日に自宅で心臓発作を起こして倒れ、病院に搬送されたとTMZほか複数のメディアが報じた。




TMZによると、DMXは金曜日の夜に薬物の過剰摂取により心臓発作を起こし、ニューヨーク州のホワイトプレインズの病院に搬送。代理人は、TMZ.comに寄せた声明で、彼が集中治療室で「危険な状態にある」と発表しており、DMX一家は、彼に向けられたあふれんばかりの愛、励まし、サポート、そして祈りに心から感謝しているという家族からの感謝と共に「Earlの人生と音楽は、世界中の多くの人々にとって、インスピレーションとパワーの源になってきた。ファンの皆さんが、同じ情熱とエナジーを彼に与えてくれていることに元気付けられている」と述べている。

現地時間3日、DMXの広報担当者は ABC Newsに彼が生命維持装置につながれていると語ったと報じられている。またRAP-UPは、DMXの脳は、現在ほとんど動いておらず、彼が「植物状態」にある可能性があると報じている。それによると救急隊員はDMXの搬送時に蘇生を試みたが、酸素不足が彼の脳に深刻な影響を与えたという。

DMXは映画 『ネバー・ダイ・アローン』で主演を務めたほか、ジョット・リーと共演した『ロミオ・マスト・ダイ』や『ブラック・ダイヤモンド』などに出演している。




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