文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」・経産省「J-LODlive補助金」実態調査アンケートが開始された。アンケートを実施するのはSaveOurSpaceでWeNeedCultureが協力する。




「文化芸術活動の継続支援事業」は、文化庁による助成金制度で、「新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、活動自粛を余儀なくされている文化芸術関係の個人または団体において、活動の再開に向けた準備を進めるにあたり、直面する課題を克服するために必要な経費を支援し、文化芸術の振興を図る」というもの。

対象となるのは、直近3年間(2017年度以降)において、2回以上の文化芸術活動を行った団体(フリーランスを含む個人事業者も対象)。補助対象となる経費は、事業を遂行するための活動費(賃金、旅費、借損料、消耗品費など)。

J-LODlive補助金は、令和2年度補正予算による「コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金」を活用し、特定非営利活動法人映像産業振興機構補助金事業部が事務局となって実施するもの。

2021年1月に緊急事態宣言が発令されたことを受け、1月18日、政府は新たな支援策として、既存施策の「J-LODlive補助金」の補正予算によって、緊急事態宣言で延期・中止したイベントのキャンセル費用を補助することを発表。上限は2,500万円で100%の補助となり、2月19日、公募要項等を公表されました。申請受付は2月22日(月)からの開始を予定していた。

アンケートは、各支援策で不採択になった申請者や、申請を取り下げた申請者の事例を集めることを目的にしたもの。これにより制度の改善に向けて各省庁へ声を届けるとのことで、当事者の協力を募っている。




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