理想と現実の差のもどかしさを歌った「Mad at Disney」が、昨年、世界中のTikTokユーザーから共感を得て大ブレイクしたアメリカのPOP シンガー・ソングライターのセイレム・イリース。「Mad at Disney」はSpotifyのみで1億6千万回再生され、TikTokでは320万件以上の動画が投稿されている。
昨年の夏、「Sunday Best」を筆頭にブレイクしたサーフェシズも所属するレーベルHomemade ProjectsのZach FriedmanとTony Talamoの目に留まり、セイレムの21歳の誕生日でもある8月19日に契約し、今年は遂にデビューEP『(L)only Child』をリリースすることが発表された。タイトルは一見タイプミスのように見えるが、それはソングライティングのスキルが長けているセイレムの“楽曲タイトルに注目を浴びさせる”というテクニックの一つであり、「Only Child(一人っ子)」と、「Lonely Child(ひとりぼっちな子)」の2つの言葉をかけている。それもそのはず、セイレムにソングライティングを最初に教えた先生は、なんとあのシェールなどの楽曲制作を手掛けたボニー・ヘイズ。セイレムが12歳の頃、その才能に気づいたのが、正にボニーだったのだ。
セイレム・イリースは、デビューEPのタイトルトラックとなる「(L)only Child」について、
「歌詞が自分のバイオグラフィー以上に自分を表現している曲」と説明している。「歌詞を聞いたら、一人っ子として育った私のことを、より皆さんに理解してもらえるはず」と語るセイレムは、この楽曲を完成させるのに2年かけて、数え切れないヴァージョンを制作したとのこと。「一人っ子として育って、結果的には自分が自分自身の親友になることを学んだわ」とセイレムが語るように、その様が表現されているミュージック・ビデオは、これまでサブリナ・カーペンターの「Skin」、ジュリア・マイケルズ「Lie Like This」、ラウヴとコナン・グレイの共作「Fake」などを手掛けているJason Lester監督によって制作されている。
<シングル「(L)only Child」リリース情報>
2021年3月19日配信(デジタルのみ)
試聴/購入リンク:https://virginmusic.lnk.to/lonlychild_salem
<バイオグラフィー>
カリフォルニア生まれ、現在21歳のPOP シンガー・ソングライター。言葉が話せるようになるや否や、幼稚園で好きな男の子のこと等について歌っていた。12歳の頃、シェールなどの楽曲制作にも携わったボニー・ヘイズがセイレムのソングライティングの才能に気づき、ボストンへ引っ越しては、バークリー音楽学校を通って音楽を学ぶが途中で退学し、今はロサンゼルスに住む。週末も惜しまず働きながら発表していた楽曲より「Mad at Disney」がTikTokをきっかけに世界中でブレイクし、ストリーミング総再生回数が2億を越えるヒット曲に!
<アーティスト日本公式ページ> https://carolineinternational.jp/salem-ilese/