グラミー賞を計11部門受賞している“音楽界の至宝”、ブルーノ・マーズと、グラミー賞を計3部門受賞しているアンダーソン・パークが生み出したグループ、「Silk Sonic / シルク・ソニック」が誕生!彼らは3月5日に新曲「Leave The Door Open / リーヴ・ザ・ドア・オープン」をリリースし、世界各国のチャートで1位を獲得。合わせて公開となったミュージック・ビデオは約1日で1000万回再生を越え、世界中で大きな旋風を巻き起こしている。




そんな彼らが、日本時間の3月15日に開催されるグラミー賞 授賞式にてパフォーマンス出演する事が決まった!この経緯がなんともユニークすぎて、SNSで大きな話題となっている。

事の発端は、3月8日。グラミーが発表した授賞式でパフォーマンスするアーティストの一覧に自身の名前がないことに気づいたアンダーソン・パークがTwitter上でブルーノ・マーズに連絡。するとこんなやり取りが繰り広げられた。

アンダーソン・パーク:「おいブルーノ、これ見た?今すぐ電話して!」

ブルーノ・マーズ:「なにこれ、公式?」

アンダーソン・パーク:「CBSプレゼンツってあるじゃん!公式だよ!電話出ろよ!」

ブルーノ・マーズ:「このリストはパフォーマーじゃなくて、プレゼンターのリストじゃない?」

ブルーノ・マーズ:「(アーティスト一覧の画像を添付して)ほら、こっちが公式だよー!大丈夫だって!」

アンダーソン・パーク:「ていうか、このリストにも含まれてないけど、、バカー!」

ブルーノ・マーズ:「Oh、」




ブルーノ・マーズの対応にしびれを切らしたアンダーソン・パークはTwitterでファンに向かって、

「Twitterの皆、力を貸してくれー!#LetSilkSonicThrive でハッシュタグを広めて!」という投稿をすると、ブルーノ・マーズも「ハッシュタグで出演は決まらないと思うけどね、、、しかも、ハッシュタグ長い、、、でも、分かった、俺ものるよ #LetSilkSonicThrive」とアンダーソン・パークの提案に賛同し投稿。さらに

「グラミー賞へ、

当日パフォーマンスするミュージシャンの中に、俺たち二人を選んで頂けるとありがたいです。新曲をリリースしたばかりで、これをプロモーションの機会に出来ればと思います!この曲には多くのことがかかっている。しばらくパフォーマンスが出来ない状態だったので、心から歌いたいと思っています!オーディション・テープを送って、必要に応じて何回もコロナのPCR検査を受けます。パフォーマンスしたいだけです!検討していただき、俺たちに輝く機会を与えていただけると嬉しいです。

Silk Sonicにより」

と改めてグラミーに向けて陳情を送った。すると世界中のファンたちからも「この2人をグラミーに出して!」「世界はこの二人が必要!」といった投稿が相次ぎ、アメリカのみならずブラジルなどの複数の国で #LetSilkSonicThrive がトレンド入りする事態に発展!ところがグラミーからのリアクションを得られないでいると、アンダーソン・パーク:「グラミーから何も反応がないんだけど、、@BTS、ドラムの人探してる?!」ブルーノ・マーズ:「そうだね、、反応ないね、、トレンド入りはしたんだけどね、、ごめん、、BTSと上手くやって、、、」と、半ばあきらめモードに。




さらに

アンダーソン・パーク:「このシングルの為にベストなプロモーションを約束してくれたよね?!もういい!俺はこのバンドと一緒にやっていかない!お前は一生の家族だけど、これで終わりにしよう、」

ブルーノ・マーズ:「”一生の家族”なのに、Twitter上でこのバンドを崩すのか、、、バーカ!」

アンダーソン・パーク:「お前が俺の人生を台無しにしたこのチビー!もう終わりだ! #RIPSILKSONIC」

ブルーノ・マーズ:「誰が「チビ」だと―!」

とTwitterでケンカをする始末…。2人も諦めていたところ、3月10日の朝、グラミー側から2人宛に

「今週ずっと電話をかけようとしたのですが、番号を変更しましたか?私たちは#silksonicが#GRAMMYsでテレビ・デビューする事を望んでいます。日曜日の夜は空いていますか?詳細はDMでお送りいたします。」

と連絡が!2人は「この一夜のために、休戦しようぜ、、このパフォーマンスの為に、、友達として!」とすぐに仲直りし、ブルーノ・マーズから「グラミーへ、謹んで招待をお受けします!#SilkSonicはグラミー賞のステージで再結成いたします。ありがとうございます!」と投稿!2人のTwitter上での逆オファーが功を奏したか、晴れてグラミー側から正式に出演者として決定したのだった。

この一連のやり取りは2人のTwitterから見る事ができる。

ブルーノ・マーズ: https://twitter.com/BrunoMars

アンダーソン・パーク:https://twitter.com/AndersonPaak

2人合わせて14部門のグラミー賞を受賞している、まさにグラミー・アーティストともいえるSilk Sonicが当日どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、ファンはお楽しみに!




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