ラッパーのLil Wayneが、退任前のドナルド・トランプ前大統領から、任期最終日となった19日に恩赦が与えられていたと報じられている。
ドナルド・トランプ前大統領は退任前に恩赦や減刑を実施した143人のリストを発表。この中にLil WayneのほかにラッパーのKodak Blackも減刑者として含まれていると伝えられている。
Lil Wayneは2019年1月に自身のプライベートジェット機内で弾薬入りの銃を違法に所持していた容疑で昨年12月に逮捕。過去にも銃所持の罪に問われていたことを受け、最大で懲役10年の刑が科せられる可能性があった。裁判は今年3月から行われる予定だったが、これによって懲役はなくなる見通し。
Lil Wayneは昨年、大統領選に先立ち、10月にドナルド・トランプ前大統領と面会。司法制度改革などについて話し合ったことをSNSで報告し、ツーショット写真を掲載したが、その投稿はラッパーやヒップホップファンの間でも物議を醸した。
Just had a great meeting with @realdonaldtrump @potus besides what he’s done so far with criminal reform, the platinum plan is going to give the community real ownership. He listened to what we had to say today and assured he will and can get it done. 🤙🏾 pic.twitter.com/Q9c5k1yMWf
— Lil Wayne WEEZY F (@LilTunechi) October 29, 2020
また、Kodak Blackは、これまで薬物関連や暴行、性犯罪などさまざまな犯罪に手を染めてきたことで知られる。2019年に銃器の購入に際して虚偽の申告をした罪で3年10カ月の懲役刑を受け、連邦刑務所に収監中だった。
I Want To Thank The President @RealDonaldTrump For His Commitment To Justice Reform And Shortening My Sentence. I Also Want To Thank Everyone For Their Support And Love.
It Means More Than You Will Ever Know. I Want To Continue Giving Back, Learning And Growing. @DanScavino— Kodak Black (@KodakBlack1k) January 20, 2021