2021年2月にデビューアルバムのリリースを控え、1月に行われる予定のロンドンのIslington Assembly Hallでの2公演は3分で完売するほどの人気を誇り、既にレディオヘッドのエド・オブライエンとソニック・ユースのキム・ゴードンという大物二人とTVでの共演を果たすなど最大級の注目を集めるブラック・カントリー・ニュー・ロード(Black Country, New Road)と、2019年にリリースしたデビュー作『Schlagenheim』が各所で絶賛され、来日公演は即完、更に最近ではバトルスへのリミックス提供などで話題となったブラックミディ(black midi)という今最も刺激的な両バンドによるコラボレーションが実現!
カバー曲やオリジナル音源、即興などを含むライブ映像がBandcampにて24時間限定で日本時間の12月11日午前5時より配信されることが発表されている。今回のライブ配信は両バンドが活動拠点としている他、今のロンドンの音楽シーンを語る上で欠かせないヴェニュー、Brixton Windmillへ捧げたドネーション・ライブとなっており、配信から得た収益はライブハウスへ寄付される。以下リンクより配信チケットが購入可能、チケット購入の際はBandcampへの登録が必要となっている。
Black Midi, New Road “Windmill Brixton”
2021年2月5日(金)にリリースされるブラック・カントリー・ニュー・ロードのデビュー・アルバム『For the first time』は、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインなどを手がけるアンディ・サヴァースがプロデューサーとして参加、今年の3月にライヴ・レコーディングの形式で制作が行われた。初期衝動の爆発的なエネルギーを捉えたものであると同時に、クリエイティブ面では過去の焼き増しとは一線を画す仕上がりとなっている。ロック、ジャズ、オルタナティブ・ロック、ポスト・ロック、ポスト・パンク、ポスト・ハードコア…様々な影響を受けながらも特定の枠に当てはまることなく、彼ら自身のリアリティを体現するデビューアルバム『For the first time』には、再構築された初期のプレミア・シングル「Sunglasses」「Athens, France」の2曲を含む計6曲41分を収録している (国内盤にはボーナストラックを追加収録) 。現在、収録曲の「Science Fair」の日本語字幕付のMVが公開されている。
Black Country, New Road – ‘Science Fair’ (Official Video)[日本語字幕付]
また今作に関連するアートワークはインターネット上で自由に使用できる画像が集められたウェブサイト、unsplash.comからの素材が使用されており、特定の文脈から解放されたバンドの美学を体現している。アルバム・ジャケットにはUnsplashとその写真家の名前がクレジットされている。
BC,NR待望のデビュー・アルバム『For the first time』はCD、LP、カセット、デジタルと各種フォーマットで発売され、数量限定でサイン入りヴァイナル、ホワイト・ヴァイナル、更にBIG LOVE限定のクリア・ピンク・ヴァイナルが発売される。