ARCTIC MONKEYSがWar Child UK支援を目的にリリースする『Live At The Royal Albert Hall』より「Arabella」のライヴ映像公開

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アークティック・モンキーズが、子どもたちを戦争から守る運動を行うWar Child UKの支援を目的として12月4日(金)にリリースするライヴ・アルバム『Live At The Royal Albert Hall』より新たに「Arabella」のライヴ映像を公開した。




ベン・チャペルが監督を務めたこのビデオは、主に2018年にリヨンで行われた「Nuits De Fourvière」のコンサートで撮影されたもので、ライブ映像に加えて舞台裏の映像が収録されている。

今回、アルバムの収益はすべて新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の影響によって、最大200万ポンドの損失を抱える恐れがあり、活動継続のため緊急の支援が必要とするWar Child UKに寄付される。

2018年6月7日、私たちはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールですごく特別なライヴを行いました。 その記念すべき夜の収益はすべてWar Child UKに寄付され、紛争のトラウマや戦争の恐怖を経験した子どもたちを保護し、教育の機会を与え、更生させるという彼らの重要な活動を支援するために使われました。2018年に既に酷かった状況は、現在では絶望的になっており、子どもたちとその家族はこれまで以上に私たちの助けを必要としています。War Child UKが資金不足を解消し、彼らの貴重な活動を継続できるようにするために、その日の夜にロイヤル・アルバート・ホールで録音されたライヴ・アルバムをリリースできることを嬉しく思います。収益はすべてこのチャリティーに直接寄付されます。今回のリリースをサポートしてくれたファンの皆さん、そしてWar Child UKをサポートしてくれたファンの皆さんに感謝しています。
– Arctic Monkeys




2018年のアルバム『Tranquility Base Hotel + Casino』のツアーの頭にレコーディングされた本作『Live At The Royal Albert Hall』は、「I Bet You Look Good on the Dancefloor」「Brianstorm」「Do I Wanna know」「Four Out Of Five」といった代表曲のほとんどを網羅する20曲を収録したベスト盤的内容となっている。

War Child UKは、紛争の影響を受けた子どもたちの支援を目的とする慈善団体であり、アフリカ、アジア、中東、ラテンアメリカの15カ国で、命を救う重要な活動を通し、2019年だけでも、10万人以上の子どもたちに手を差し伸べている。紛争が起こった際に、できるだけ早く子どもたちに手を差し伸べることを目標としており、子どもたちの安全や、学ぶ機会を守り、将来のためのスキルを身につけるための支援を行っている。また、専門家によるヘルプラインを通じて、こうした子どもたちにカウンセリングや心理社会的援助を提供し、紛争下にある子どもたちを支援するための政策や慣行の変更を求めてキャンペーンを展開し、子どもたちや若者たち自身と協力して権利を守る活動を行っている。

今、紛争地域の子どもたちの基本的な権利はかつてないほど低くなっており、これまで以上に支援を必要としている。難民キャンプや避難所での窮屈な状況はコビド19の蔓延を促進し、セーフティーネットがない 家族に経済的な影響を与えることは、ウイルスが重要な資源へのアクセスを制限しているため、何百万人もの人々が餓死する可能性があることを意味している。




現在War Child UKは、コロナウイルスの感染拡大を抑えるために、衛生キット、PPEを配布し、衛生指導を行うことで危機への対応にあたっている。また、最も被害の大きかった家族に必要な食料品、家庭教育パック、WhatsAppやEメールでのレッスン、ロックダウン中の収容所にいる子供たちにおもちゃや本を提供し、子供たちが学習や遊びの機会を失わないよう支援を続けている。

アークティック・モンキーズ『Live At The Royal Albert Hall』は、2枚組CD、限定2枚組クリア・ヴァイナル、通常盤2枚組ヴァイナル、デジタル配信のフォーマットで12月4日に世界同時でリリース、国内流通仕様盤CDには解説書が封入される。

また、一部対象店舗にて商品を購入すると先着特典としてポスターが付属する。




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