渋谷区公認配信プラットフォーム「バーチャル渋谷」にて、10月26日（月）～31日（土）まで誰もが参加できる世界最大級の無料バーチャルイベント「バーチャル渋谷 au 5Gハロウィーンフェス」を6日間連続で開催された。
10月31日（土）の夜はフィナーレイベントとして、宇川直宏のライブ配信スタジオ「SUPER DOMMUNE tuned by au 5G」が「バーチャル渋谷」に登場。世界的に考えてもユニークかつ先進的な取り組みに注目が集まった。
この夜は「DJ IN THE MIRROR WORLD」と題して、ドイツ・ベルリンからEllen Allien（エレン・エイリアン）、イギリス・バーミンガムからSURGEON（サージョン）、日本からKEN ISHII（ケン・イシイ）、ロシア・モスクワからDasha Rush（ダーシャ・ラッシュ）が、見た目もそっくり服装まで同じ格好のアバターとなってバーチャル空間の渋谷スクランブル交差点に生登場。実際のDJプレイ映像とリアルタイムに動きまでリンクするほどバーチャル空間でのリアリティを追求する徹底っぷり。さらにイベント中に見ず知らずの一般参加者たちのアバターが意思疎通を計って隊列を組み記念撮影を行うなど、まるで本物のフェスのような連帯感が「バーチャル渋谷」に生まれた。
ポストコロナ時代にさまざまな映像配信イベントが行われてきたが、今回の「DJ IN THE MIRROR WORLD」は世界4カ国の著名DJによるプレイ、VRDJのSHARPNELによるアバター操作、宇川直宏とDEVICEGIRLSによる映像演出が組み合わさり、国境という物理的な概念を超えて全員のクリエイティビティがバーチャル空間で4時間ぶっ通しのパーティを作り上げる、世界でも初めての取り組みがSNSでも大きな話題となった。
そのSUPER DOMMUNE Presents「DJ IN THE MIRROR WORLD」約4時間半のアーカイブ映像が現在、公開されている。
「バーチャル渋谷 au 5Gハロウィーンフェス」にはそのほか日替わりのイベントには、きゃりーぱみゅぱみゅ、Kento Mori、BiSH、Rin音、Nulbarichなどの音楽アーティストやダンサーのほか、お笑い芸人も参加。
ジャック・オー・ランタンが浮かぶ、ハロウィーン仕様になった特別な「バーチャル渋谷」では、参加者が仮装したアバターを使い、「バーチャル渋谷」内を自由に散策できるだけでなく、貞本義行氏デザインによるバーチャル渋谷区長「HACHIKO」が秘密の区長室へ招待する謎解きゲームをはじめ、隠れキャラ探しゲーム、人気キャラクターとの記念撮影、バーチャル仮装コンテスト、限定グッズの購入など様々なコンテンツが用意され、連日日替わりで行われるイベントとあわせて楽しむことができる空間として、6日間通して約40万人が訪れ大成功のうちに幕を閉じた。
日替わりイベントのアーカイブ映像は「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」のYouTubeチャンネルで視聴できる。
