音楽データ分析プラットフォーム「Soundcharts」日本語サイト開設! ストリーミングの課題把握やデータ分析に活用

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音楽データ分析プラットフォーム「Soundcharts」の日本語版サイトが公開された。




「Soundcharts」は、フランスのスタートアップテック企業SoundchartsによるSaaSプラットフォームで、全世界中で毎日5億ポイントのデータを処理。ストリーミングリスナー、ラジオでのエアプレイ、オンラインメディアでの言及、プレイリスト、チャートをグローバルにモニタリングし、リアルタイムであらゆるアーティストの分析を提供する。

Web上でアーティスト名、プレイリスト名を検索することでそのアーティストのリスナー数、チャート状況(Apple、Spotify、YouTube、Shazam、iTunes、Deezer)、プレイリスト状況(Spotify/Apple)などを把握することが可能な「Soundcharts」では、一部の国と地域のチャート情報ではTikTokチャート、Instagram Musicチャートも表示される。また海外ではユニバーサルミュージック、ワーナーミュージック、ULTRA、Atlantic、BMG、Believe Digital、ソニーATVミュージックパブリッシングなどが利用中だ。




「Soundcharts」では主な活用方法は以下のとおり。

・チャートを見やすく表示
国、ジャンル、サービスごと、その他のパラメータに基づいて、曲・アーティストのチャートを表示。更新頻度と、ランキング数(トップ100、1000、100000)が選択可能。

・リリース後のデータ分析
リアルタイムにリリースされた楽曲を分析できます。週ごと、国やラジオ局ごとのラジオ再生時間など、楽曲のライフサイクルを把握できます。

・広告/PRのチャンス
あなたの楽曲を再生しているラジオ局を確認。世界中のラジオ局もモニターしています。またオンラインメディア上でリリース前後でそのアーティストについて誰がどんなことに言及しているかを、ソース(公式メディアか音楽メディアか)ごとに確認することが可能。ベストなPRタイミングを発見できます。

・オーディエンスを確認
オーディエンスがどこにいるのかを特定。トップの国や都市をSpotify、YouTube、Instagram別に表示、ファンベースがどこにあるのか、年齢、性別など。InstagramAnalyticsの箇所ではさらなるエンゲージメント数を確認。

・Instagramインサイト情報
性別や年齢別にデモグラフィックデータが閲覧可能。最もパフォーマンスが良かった投稿や、使っているハッシュタグのランキングを確認。「いいね」数、コメント数の平均値、フォロワーのうちどれぐらいが熱心なアクションをしているかの数字を表示。

・新たな海外マーケットを特定
あなたのアーティストが海外でチャートインするたびにメール通知を受信することが可能。247カ国をカバーしているため、新たなマーケットでの動きを特定できます。

・現地のパートナーを特定
1,700以上の海外ラジオ局を確認でき、20,000以上のオンラインメディア(音楽、ニュース、ブログ)での言及を閲覧できるため、新たな海外マーケットを発見し、組むべきローカルパートナーを見つけることも可能。

・狙うべきプレイリストを見つける
Spotify、AppleMusic、Deezerプレイリストの履歴にアクセス。プレイリストのフォロワー数、曲のポジションの変遷など確認可能。公式プレイリスト、メジャーレーベル作成のプレイリスト、それ以外の一般的なサードパーティープレイリストでフォロワー順にフィルターをして閲覧することも可能。

・API
追加のプランとしてデータチームのためにSoundchartsAPIの提供プランもございます。

利用は、月額49ドルの「Starter」から可能だが、「Starter」のほかにも月額129ドルからの「Unlimited」、応相談の「Enterprise」の3プランが用意されており、毎月ではなく年間契約されているユーザーが1名いる場合、他のチームメンバーでのディスカウントも相談可能とのこと。

また詳細などは現在、お問い合わせフォームで受付中だ。

Soundcharts 日本語版サイト:https://soundcharts.com/ja




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