今年は当初予定されていた延期日程も再度延期となったコーチェラ・フェスティバルだが、昨今の黒人差別問題を受けて、新たにその体制の中に「GV Black」というチームを設立することを発表した。
「GV Black」は、コーチェラ・フェスティバルで黒人コミュニティをサポートし、代表することにコミットすることを目的にしたもので、コーチェラの親会社であるGoldenvoiceの黒人メンバーがチームの主体となり、”黒人コミュニティへの継続的かつ一貫したサポート”を提供していくことが目的になっている。
Coachella & GoldenvoiceのFacebookの投稿ではこのことに関して、「私たちは、アメリカの黒人の身体に対する暴力に対する意識を継続的に持っていくことを約束する。Goldenvoiceの黒人従業員はGV Blackを結成し、このチームは、私たちの組織での黒人体験を強調し、コーチェラでの黒人コミュニティの代表を拡大するための取り組みを支援する」と述べている。また「私たちは、この活動が現状を超えて継続していることを理解しており、ブラック・コミュニティを継続的かつ一貫してサポートしていくことを約束する」とも。
さらにこうした取り組みは始まりに過ぎず、より良いことをしなければならないことを認め、自分たちに責任を持たなければならないと考えており、人種差別問題に対する継続的な学習やコミュニティの構築に取り組んでいくことを表明している。
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