イギリスで違法レイヴに6000人が参加するも悲劇的トラブルが続出

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先週末、イギリスの都市カウンティ・グレーターマンチェスターで2つの違法なレイヴが開催され、、20歳の男性1人が薬物の過剰摂取の疑いで死亡したほか、18歳の女性1人が性的暴行を受け、3人の男性が刺されるなど、推定で6000人が参加したレイヴイベントではトラブルが続出したことが明らかになった。




土曜日の夜にOldhamのDaisy Nook Country Park とグレーターマンチェスターのCarrington近くで行われた違法レイヴのうち、Daisy Nook Country Parkでは約4000人が集まり、薬物過剰摂取の疑いで死亡事件が発生。また約2000人が集まったCarringtonでは、性的暴行と3件の刺傷事件が発生しており、これらの事件はそれぞれレイヴが関連しているという。

現在は、18歳の女性の性的暴行事件が捜査が行われており専門の警察官が被害者や家族を支援が行われているほか、別の18歳の刺傷事件の被害者は命に関わる重症を負い、救急隊員が現場に到着する前に警察から応急処置を受けたほか、他の25歳と26歳の男性の事件では、犯人と見られる若い男が凶器所持の疑いで逮捕されている。




これらのトラブルを受け、警視総監補の1人は、現場の警官が「暴力に遭い、物を投げられたり、パトカーが破壊されたりする結果となった」と述べ、新型コロナウイルス感染拡大防止のための規制に違反したレイヴを批判。またロックダウン下での違法なレイヴの主催者に対し、別のフリーパーティーを主催するクルーもその無責任さに対して、批判を行なっている。

なお、警察は当初、イベントでの暴力事件をエスカレートさせることを考慮して、違法レイヴを中止させるような行動は控えていたものの、刺傷事件発生の報告があったタイミングで介入したという。




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