BTSファン、BTSによる黒人人種差別抗議運動への一億円寄付を受け、24時間以内に同額を集める

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K-POPを代表するスターグループのBTSS(防弾少年団)が、黒人人種差別抗議運動に対し、100万ドル(約1億1000万円)を寄付。それを受け、同グループのファンたちが24時間以内に同じ金額を集めて寄付をしたことを寄付を企画したファングループが8日、明らかにしたとAFPが報じている。




現在、世界中で起きている黒人人種差別抗議運動に対し、BTSと所属事務所「ビッグヒットエンターテインメント(Big Hit Entertainment)」は、先週末合同で100万ドルを寄付したことを発表。またBTSは、Twitterに「われわれは人種差別に立ち向かう。われわれは暴力を糾弾する」と投稿しており、同ツイートはその後、約100万回リツイートされるほど大きな反響を獲得した。

BTSファンの有志による寄付は、事務所の発表から間もなく、「#MatchAMillion(100万ドルと同額を)」というTwitterに現れたハッシュタグを受け、ファングループ「One in an Army」がこの運動のためにオンラインの寄付プロジェクトを立ち上げたことがきっかけ。

それに対し、「One in an Army」は、8日朝、は3万5000人近くから100万ドル余りの寄付が寄せられたと発表しており、Twitterに、「BTSと同じように100万ドル寄付することができた」と投稿。寄付金は「警察の暴力行為に抗議して逮捕された人々の保釈」や黒人主導の権利擁護団体など複数の団体の支援に使われるとのこと。




またAFPは、記事で現在、人種の枠を超えた世界的なファンベースを持つBTSのことにも触れており、BTSの寄付に対するある黒人ファンのコメントも紹介。そこでは「私はロンドン出身だ。私の母は生まれてからずっと人種差別を受けてきた」とつづり、「私の大好きなグループが私たちを支援し支持してくれると母に言えることを本当に誇りに思う」と支援に対する感謝の声が綴られている。

BTSはダンスポップスを基調としたグループだが、ルーツはラップグループであり、現在もヒップホップの影響を受けた楽曲を発表するなどブラックカルチャーとも縁が深い。




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