フジロック出演Major Lazer、最新曲「Lay Your Head On Me」MV公開

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FUJI ROCK FESTIVAL ‘20で来日するメジャー・レイザーがマーカス・マムフォード(マムフォード・アンド・サンズ)をゲストボーカルに迎えた新曲「レイ・ユア・ヘッド・オン・ミー」のミュージック・ビデオを公開した。




フィリップ・ニルソンが手掛けたこのビデオは、世界中のアーティストからの動画を集めたものになっている。28か国から集まった117にも及ぶクリップで構成されており、この困難な時期を耐える人々を、そして4月22日のアースデイ(地球のことを考えて行動する日)を祝福している。

LSDやシーアなどを手掛ける有名な振付師であるライアン・ハフィントンのビジョンを採用し、ニルソンは参加アーティストたちに連絡を取りシンプルなリクエストをした。

「完璧である必要はないがベストを尽くしてください。自分らしさを大切にしてください。ありのままのあなたが良いのです。」

この呼びかけに答えたアーティスト、クリエイターたちが楽器演奏やダンスを披露しており、イスラエルのポップ・デュオのローラ・マーシュ、ロンドンで活躍中のダンサーのアシュラフ・エジベル、ナイジェリアの孤児の学校ドリーム・キャッチャーズ・アカデミーなど幅広く参加している。ブラジルのレナン・レナート兄弟はひとりは盲目であるが、兄弟の力を借りてハフィントンの振り付けたダンスを習得し披露している。




「私たちがこのシンプルなアイデアに取り掛かったのは約1か月前、コロナウイルスが世界に蔓延し始めた頃だった。ここ何週間か、世界中の人々のビデオを見てきた。声をかけると予想以上の返事を貰うことができたし、リクエストに対してそれぞれ違ったインスピレーションが見れて素晴らしかった。これだけの短い時間で、これだけの人々が振り付けを学んだり演奏してくれたりしてとても感動した。彼らが分けてくれた前向きさ、偽りのない愛は、このビデオを通じて本当に伝えたかったことなんだ」

とニルソンはコメントしている。

このミュージックビデオに参加したアーティスト、クリエイターは以下の国から参加している:オーストラリア、ブラジル、カナダ、カーボベルデ、中国(北京、香港、上海、台北)、フランス、インド、イスラエル、イタリア、日本、マレーシア、メキシコ、モロッコ、ニュージーランド、ナイジェリア、パナマ、ポルトガル、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、タイ、トリニダード・ドバゴ、アラブ首長国連邦、イギリス、ウクライナ、アメリカ

メジャー・レイザーの楽曲にマムフォードが参加するのは初めてであり、またこの楽曲はムーとの共作となっている。




J.バルヴィン、エル・アルファを迎えた「ケ・カロル」に続くシングルであり、「ケ・カロル」は今年2月に行われたスーパーボウルのハーフタイムショーで、ジェニファー・ロペスとJ.バルヴィンがパフォーマンス披露したことで話題となり、全世界で4億回を超えるストリーミング再生回数を記録している。

メジャー・レイザーはディプロ、ウォルシー・ファイア、エイプ・ドラムスからなるグローバル・ダンス・トリオ。グループ名の由来はフィクションのメイン・キャラクターであるレイザー大佐から取っている。片腕のジャマイカのゾンビ戦争の部隊員で、音楽で世界を自由に、というメジャー・レイザーのミッションを表現している。2009年にデビューアルバム『Guns Don’t Kill People…Lazers Do』、2013年にセカンドアルバム『Free The Universe』、そして2015年にリリースした『Peace is the Mission』ではDJスネイクとムーを迎えた収録曲「リーン・オン」が大ヒットを記録した。メジャー・レイザーのミッションである「パーティーを盛り上げることで、世界をひとつに」を世界中で拡散し続け、ここ日本でもFUJI ROCK FESTIVAL ‘17でホワイト・ステージのトリを務めるなど、シーンを盛り上げてきた。またFUJI ROCK FESTIVEL ‘20への出演も決定している。




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