Apple Musicが、新型コロナウイルス感染拡大で経済的な危機に瀕しているインディーズ音楽シーン救済のため、5000万ドル(約54億円)の支援金をインディーレーベルとディストリビューターに提供する。
Apple Musicはこの基金からインディーレーベルとディストリビューターに対して、将来のロイヤリティ分配料を一括で前払いする。支援の対象となるインディーレーベルまたはディストリビューターは、4半期に最低1万ドル (約100万円)の収入をApple Musicから得ていること、Apple Musicと直接的なディストリビューション契約があることが条件。
この支援策について、Apple Musicは、インディーレーベルがアーティストに支払いを行い、運営を続けていくため、基金を創設したとレーベル側に伝えていることがRolling Stoneによって報じられている。
音楽配信プラットフォームでは、すでにBandcamp、Spotify、SoundCloudなどが独自の音楽業界支援策を打ち出している。
なお、Apple Musicを運営するAppleは、今週末放送される「One World: Together at Home」のメイディアプラットフォームのひとつになっている。
.@apple is proud to partner with @glblctzn to present One World: #TogetherAtHome. Join us for a special night of music and action to celebrate the heroic efforts of community health workers and support the @WHO in the global fight to end COVID-19. Stay home & take action with us. pic.twitter.com/vSI3SmSy3H
— Apple Music (@AppleMusic) April 7, 2020