コーチェラのステージ建設会社が新型コロナ患者診療向けトリアージ仮設テント設営、病床確保に貢献

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今年4月に開催が予定されていたが新型コロナ禍により、10月に開催延期を発表したコーチェラ。同フェスでは現地時間4/10にコーチェラの20周年を振り返るドキュメンタリーの公開を予定中だ。




しかし、現在、世界中でイベントやフェス中止による損害はアーティストやイベンターだけでなく、ステージを設営する業者にも及ぶ緊急事態を巻き起こしているが、アメリカではそのような逆風の中、コーチェラのステージ設営業者であるChoura Eventsが、新たな事業に乗り出している。

報道によると同社は現在、その経験を下に、連日報道される同国の病床不足解決に向けた新型コロナ患者診療向けトリアージ仮設テント設営に乗り出しており、地域の医療崩壊を防ぐことに貢献している。またこの取り組みにより、同社は従業員200人分の給与支払いも取り付けており、失業者の増加が懸念される現在のアメリカ国内の経済状況を考えると働き手にとっては有益な仕事になっている。このことについて、同社のRyan Chouraは、自分たちのコーチェラのステージ設営で培った技術が”迅速な対応を行う災害救援チーム”として役立ったとコメント。




そのほかにも今年、コーチェラのメインステージ設営を手がける予定だった業者のGallagher Stagingは、アメリカのベイエリアに患者向け仮設テント、ベッド、そのほかの病院機能を持つスペースを設営しており、LAに同様の治療用サイトを5つ設営予定とのこと。

この取り組みについて同社の代表は、Wi-FI環境、ラジオ、発電機、証明、トイレ、洗面所などをあらゆる場所に作ることが可能だと語っており、このような悲惨な状況において、自分たちのスキルと経験が好転させるために役立っていると語っている。

Source:
https://www.dummymag.com/news/coachella-stages-coronavirus-emergency-tents/https://www.nme.com/news/music/stage-construction-production-teams-coachella-building-coronavirus-triage-tents-2638799




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