音楽ストリーミングプラットフォームのMixcloudが新型コロナウイルス禍による収入面での危機に直面しているDJたちに向け、経済的支援を表明。同プラットフォームのサブスクリプション機能「Mixcloud SELECT」による収益を3ヶ月間に渡り、DJに還元することを発表した。
COVID-19 is a crisis for music and all of us who live, love and work with it.
We want to do something purposeful in the collective worldwide effort to help the creative community keep their heads above water.
Let’s keep talking.https://t.co/nQPxsauu8g#NewSystems #Covid_19 pic.twitter.com/crmsshwiRv
— Mixcloud (@mixcloud) March 23, 2020
「Mixcloud SELECT」は、ファンがDJを支援するためのサービス。DJは月額$2.99から好きな金額を設定可能で、登録者が支払う月額料金の一部を利益として得つつ、プレイした楽曲のアーティストやレーベル、パプリッシャーなどにも印税が分配される。しかし、今回のキャンペーンではMixcloudは通常分配される収益を受け取らず、権利者への印税分のみ差し引かれた収益が「Mixcloud SELECT」のクリエイター、すなわち音源をアップしたDJに還元される。
サービス開始時は限られた有名DJ向けのサービスだったが現在はMixCloudの月額有料プラン「Mixcoud Pro」ユーザー向けの機能の一部に。3ヶ月の無料トライアルが利用可能で、終了後は月額15ドルの使用料がかかるが、DJがトライアル期間終了後に有料プランを解約した場合も、ファンがサブスクリプションを続けるかぎり収益化は継続される。