Brainfeederの人気アーティストTeebs最新アルバム『Anicca』リリース決定、Panda Bearとのコラボ先行曲公開

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LAを拠点に、エレクトロニック やビート・シーンで注目を集めるプロデューサー/ビートメーカー、そしてアート・クリエイターでもあるティーブス。元ルームメイトでもあったフライング・ロータス主宰のレーベル〈Brainfeeder〉より、これまで『Ardour』(2010)、『Estara』(2014)の2作のアルバムをリリース。また、プレフューズ73とのコラボやLAビート・シーンを代表するイベント「Low End Theory」の出演でも世界的な注目を集めてきた。アート・クリエイターとしても活躍しており、ここ日本でも個展やライブ・ペイントのイベントを開催するほどの実績を持つ。



ストリート・カルチャー、そしてアート・シーンで絶大な人気を誇るマルチな才能の持ち主が、5年ぶりとなる最新作『Anicca』を10月25日にリリースすることが決定。合わせて先行曲「Studie (feat. Panda Bear)」と「Mirror Memory」の2曲を本日公開。

今作の​参加メンバーは、アニマル・コレクティブの中心メンバーであるパンダ・ベア、名門〈Stones Throw〉で活躍をしているスーダンアーカイブスとMNDSGN、LAシーンの重要人物であるミゲル・アトウッド・ファーガソン、そしてケンドリック・ラマーとのコラボでも知られるアンナ・ワイズなどが名を連ね、彼自身の持ち味が発揮された色鮮やかなプロダクションとなった。




「今は音楽が違うところから舞い降りてくるような感じがする。作品のインスピレーションが変わって、選択肢も変わった。使ってたツールや楽器を探求したし、コラボレーションに対しても前よりもオープンになった。」5年間の変化を彼はこう振り返る。そして、最新作は様々なゲストの要素が彼のプロダクションにブレンドされており、ティーブス自身はゲスト達に対して賞賛を送っている。本日解禁されたリードシングル「Studie」に参加しているパンダ・ベアについて「彼のしようとする全てが純金か上質なワインみたいだった。」 と言及しており、「Black Dove」で共演しているスーダン・アーカイブスに対しても「彼女は本当に怖いくらいの天才だ。世界はもっと彼女に耳を傾けるべきだね。」と語っている。

ほとんどの楽曲が、サンプラーのSP404、 シンセサイザーのMellotron M4000D、セプレワ(ハープに似たガーナの楽器)、そしてギターとパソコンを使用し、彼の自宅で制作された。「レコードに耳を傾けてよーく聞いてみると、俺の娘が妻に話しているところとか、妻がパソコンでタイピングしている時の音が入っているんだ」と彼は笑う。

そして、タイトルの『Anicca』は仏教でいうところの「無常」を意味する言葉だ。「全てのことは永遠には続かないという自分に向けたリマインダーでもあるんだよ」とティーブスは語った。




また、アートワークは今作でも前作と同様、彼自身の手によるものだ。母親と妻に関するドローイングをすることからスタートし、それがエナメルのブローチとなり、彼の友人のアーティスト、ミーガン・ギアによってステンドグラスのレプリカとなった。その後、それが写真に収められ、デジタル処理を行うことによって今回のアートワークは完成した。

この作品は色とその反射によって絶え間無く変化するものになった。いつも違って見える、だけど同じでもある…とてもナチュラルな作品になったよ。それは人生のように感じられるし、半抽象画のようでもあるし、アルバムのタイトル(Anicca、無常を意味する)のようでもあるんだ。
– Teebs

待望の最新作『Anicca』 は、10月25日 (金)に世界同時リリース。iTunes Storeで今アルバムを予約すると、公開中の「Studie (feat. Panda Bear)」と「Mirror Memory」がいち早くダウンロードできる。



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