Pioneer DJから自宅でもクラブと同じような環境を求めるユーザー向けDJミキサーDJM-750MK2」が登場

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自宅でクラブのようなプロ仕様の機材を使ってみたい。8月下旬に発売が発表されたPioneer DJの「DJM-750MK2」は、そのようなニーズに応える新製品4ch DJミキサーだ。

👉DJM-900NXS2と同等の操作性

このDJM-750MK2では、世界中のクラブで標準機となっているプロDJ/クラブ向けDJミキサー「DJM-900NXS2」と同等の操作性で、思い通りの自然なミックスを実現するEQ・チャンネルフェーダーや、正確なスクラッチパフォーマンスが可能な「MAGVEL CROSS FADER」、多彩な演奏を実現する「PARAMETER」、調整可能な「SOUND COLOR FX」、「BEAT FX」を搭載した先述のユーザーのニーズに応えるモデル。

また、外部エフェクトを活用できる「SEND/RETURN」セクションは「INSERT」タイプと「AUX」タイプのどちらのルーティングも可能となっており、より個性的な演奏を実現。

さらに、USB接続によるデジタルセンドリターンに対応したことにより、iOSデバイス上のエフェクター、シンセサイザー、サンプラーなどのアプリを用いたアレンジがUSBケーブル1本のシンプルな接続で音質劣化なく実現できることに注目したい。

👉DJアプリケーションのラインセンスキーを同梱

加えて、DSPでの64-bitミキシング、ディザリングなどの処理や、32-bit A/Dコンバーター、32-bit D/Aコンバーターの採用により、クリアかつウォームでパワフルな音質を実現。ターンテーブルとの組み合わせで、Control vinylを使用してPC/Mac内のデータ音源を演奏することが可能となるDJアプリケーション「rekordbox dj」と「rekordbox dvs」のラインセンスキーを同梱、サウンドカードを搭載しているため、PC/MacとUSBケーブルで接続するだけで、「DJM-750MK2」とターンテーブル、Control vinyl、PC/Macを使用してこれらのアプリケーションをコントロールすることも可能だ。

このようにこれからDJを始める人や、すでにDJとして活動しているが、これまでPionner製品を所有していなかった人にとってもユーザーデビューに最適な「DJM-750MK2」。同社のマルチプレーヤーXDJ-1000MK2と組み合わせれば、自宅でもクラブと同じような環境を再現し演奏することができるため、これまでのベッドルームスタジオをアップデートしたい人は購入を検討してみては?

商品の詳細は下記のとおり。

👉DJM-750MK2の特長

▶︎クラブ常設機と同じ感覚で操作可能なレイアウト
クラブに常設機として設置されているプロDJ/クラブ向けDJミキサー「DJM-900NXS2」のレイアウトを踏襲。自宅でもクラブ常設機と同じ感覚で演奏可能。

▶︎思い通りの自然なミックスを実現するEQ・チャンネルフェーダーと「MAGVEL CROSS FADER」
「DJM-900NXS2」と同等のEQ・チャンネルフェーダーのカーブ特性により、思い通りの自然なミックスを実現します。EQでは、ボーカル帯域やベースに影響することなくキックやサブベースの音を調整できるようになります。チャンネルフェーダーでは、滑らかな音量の変化を実現したことで、自然なロングミックスが可能。また、EQノブを左に回しきるとその音域の音を消すことが可能なアイソレーター機能も搭載。

「DJM-900NXS2」と同様に、操作可能回数1,000万回以上の高い耐久性のクロスフェーダー「MAGVEL CROSS FADER」を搭載しています。「DJM-750MK2」ではクロスフェーダーの両端の音の出ない範囲を見直し、従来のDJMスタンダードシリーズよりも、正確で思い通りのスクラッチ演奏を可能。「DJM-TOUR1」、「DJM-900NXS2」、「DJM-450」、「DJM-250MK2」もファームウェアアップデートすることで、クロスフェーダー両端の音が出ない範囲をこれまでよりも狭くすることができる。(順次対応予定)

▶︎多彩な演奏を実現するエフェクト機能
「DJM-900NXS2」で好評な「SOUND COLOR FX※1」、「BEAT FX※2」、「SEND/RETURN」を搭載し、多彩な演奏を実現。

SOUND COLOR FX
ノブを回すだけで、楽曲にエフェクトがかかり、好みの音質に調整可能。さらにPARAMETERノブを調整することで、より多彩な音質変化が得られ、個性的な演出が可能。

BEAT FX
BPMに連動するさまざまなエフェクトにより多彩な演出が可能。エフェクトをかける周波数帯域を選択できる「FX FREQUENCY」により、ボーカルだけにエコーをかける、ハイハットのリズムを倍にするなど、従来以上に自由度の高い演奏が可能。

SEND/RETURN
「DJM-900NXS2」と同様に、「BEAT FX」セクションに入っていた「SEND/RETURN」セクションを独立して搭載。このことにより本機内蔵の「BEAT FX」と外部エフェクターを同時に使用可能に。また、iOSデバイスとUSB接続できるデジタルセンドリターンに対応したことにより、さまざまなエフェクトやシンセサイザー、サンプラーなどのアプリを用いたアレンジがUSBケーブル1本のシンプルな接続で音質劣化なく実現。さらに、従来の原音とセンドリターンエフェクト音を完全に入れ替える「INSERT」タイプのルーティングに加え、エフェクト音を別チャンネルに戻す「AUX」タイプのルーティングも可能。

※1 SOUND COLOR FX: DUB ECHO、SWEEP、NOISE、FILTER
※2 BEAT FX: DELAY、ECHO、PING PONG、SPIRAL、REVERB、TRANS、FLANGER、PITCH、ROLL、VINYL BRAKE、HELIX

▶︎デジタル・アナログ音源を高解像度で再生
DSPでの64-bitミキシング、ディザリングなどの処理や、32-bit A/Dコンバーター、32-bit D/Aコンバーターの採用により、クリアかつウォームでパワフルな音質を実現。

DJアプリケーション「rekordbox dj」と「rekordbox dvs」のラインセンスキーを同梱
ターンテーブルとの組み合わせで、Control vinylを使用してPC/Mac内のデータ音源を演奏することが可能となる「rekordbox dj」と「rekordbox dvs」のライセンスキーを同梱。また、サウンドカードを搭載しているので、PC/MacとUSBケーブルを接続するだけで、「DJM-750MK2」とターンテーブル、PC/Macを使用して、これらのアプリケーションをコントロールすることが可能。

▶︎その他の特長
高音質伝送が可能なXLR端子を搭載
1/4” プラグと3.5 mmミニプラグのヘッドホン端子を搭載
アナログプレーヤーのアース線と確実に取り付けができ、雑音低減を図る大型SIGNAL GND端子を搭載
入出力RCA端子に高音質金メッキ端子を採用
独立したMICセクションを搭載

Info: https://www.pioneerdj.com/ja-jp/product/mixer/djm-750mk2/black/overview/


Text by Pointed
Top image via Pioneer DJ Press

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