Motor City Drum Ensemble(モーター・シティー・ドラム・アンサンブル)。ドイツ出身で現在はオランダを拠点に活動するDJ/プロデューサーである彼は齢30にして、現在約15,000枚ものアナログレコードを所有するDJシーンにおける屈指のレコードコレクターの1人である。
そのDJセンスを支えている彼のディグ、レコードを掘りあてる能力は以前から広く、業界では知られており、海外音楽サイト”Vinyl Factory”の人気シリーズ記事「Crate Diggers」の第一弾にフィーチャーされるほど。
そんなDJ業界屈指のディガーとしてもその名を轟かせるMotor City Drum Ensembleが、海外音楽メディア「XLR8R」で、その経験から得た「良いアナログレコード」の見つけた方を紹介しており、それが非常に興味深い。
彼が言うには良いレコードを見つけるコツは「知識をつけつつもオープンマインド」でいること「地元からまずディグする」こと、「フリーマーケットでディグの心得」を持つこと、「リサイクルショップは意外と掘り出し物を持っているのを知る」こと、「なんといってもレコード屋に通う」ことだそうだ。
現在、レコード人気が再び復活し、空前のブームになっているとはいえ、昔のようにレコード店に足を運ばなくても、インターネットを介しオンラインで購入することは可能だが、やはり、レコードというフィジカルなものをせっかく購入するのだから、実際にその手にとって、お気に入りのレコードを見つけてみたいものである。
また、個人的にも彼の言うとおり、「リサイクルショップ」などレコード店以外の場所でも思わぬ掘り出し物を実際に見つけたという経験は多々あるので、最近レコードをコレクションしだしたり、これからレコードディグを始めようと考えている人は、このMotor City Drum Ensemble流のレコード・ディグ方法を参考にしてみては?
Text by Pointed
Reference:
Crate Diggers: Motor City Drum Ensemble
Artist Tips: Motor City Drum Ensemble
Top image via Motor City Drum Ensemble Facebook