7月にシングル「Shame」を共同名義でリリースしたビビオ(Bibio)ことスティーヴン・ウィルキンソンとドリアン・コンセプト(Dorian Concept)ことオリヴァー・ジョンソンが、初のコラボレーション・アルバム『Answers』を発表。〈Warp Records〉より10月16日 (金) にリリースされることが決定した。アルバムの発表に合わせ、2ndシングル「Lichen Trip」を公開。二人がすべてを手がけたミュージック・ビデオも同時に公開されている。
2009年に初めて出会って以来、15年以上にわたり、ライブや共通の興味、そして音楽やアイデアの継続的な交換を通じてクリエイティブな関係を築いてきた二人。『Answers』では、これまで続いてきた対話が、完全なコラボレーション作品として結実している。
その根底にあるのは、「前に進むために過去を振り返る」という発想だ。ウィーン、ウルヴァーハンプトン、そしてウェールズの田園地帯を拠点に、二人はメールやWhatsApp、共有フォルダを介して楽曲や映像、アイデアを交換。相手から送られてきたものに対して、それぞれが反応を返すという方法で、聴き、変化させ、応答するという直感的なプロセスを通して音楽を発展させていった。
このコラボレーションのきっかけとなったのは、ウィルキンソンがドリアン・コンセプトによる2022年の映像作品「Let It All Go」を観たことだった。これを機にウィルキンソンからジョンソンへオーディオ・ビジュアル作品での共同制作を持ちかけ、そこから、ビビオとしてドリアン・コンセプトの2025年作品『Miniatures』にギターで参加している。
この制作プロセスは、アルバムを彩るビジュアル作品にも展開した。ウィルキンソンとジョンソンは、5本の映像作品を共同制作。アナログおよび初期デジタルのビデオカメラ、VHS-C、MiniDV、VJ機材、ビデオ・ミキサー、さらに改造を施したアナログ・ビデオ機器などを駆使し、経年した機材が生み出すグリッチや不完全さ、予期せぬ映像の乱れやアーティファクトを積極的に取り入れた。二人の身の回りで撮影された映像は、加工やレイヤーを重ねるための素材となり、自然の風景や日常の何気ない瞬間が、アナログとデジタル双方のプロセスを通じて、新たな映像表現へと姿を変えている。
「Lichen Trip」というタイトルは、楽曲を特徴づける3連符のリズムに由来する。循環するようなフォーク・ギターのフレーズに、2000年代のハーモナイザー、Eventide Orvilleを通したRoland SH-101のシンセサウンドが重なり、有機的なハーモニーと、揺らめきながら変化する音の軌跡が絡み合う。
ビビオとドリアン・コンセプトによるコラボレーション・アルバム『Answers』は、10月16日 (金) にCD、LP、デジタル配信で世界同時リリース。国内盤CDにはボーナストラックとして「Towers」が追加収録される。CDとLPにはいずれもブックレットが封入され、国内盤CDと日本語帯付き仕様LPには解説書も封入される。
リリース情報:
label:BEAT RECORDS / Warp Records
artist:Bibio & Dorian Concept
title:Answers
release date:2026.10.16
商品ページ: https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=15976
