ニューオーリンズ出身のインディペンデント・ラップデュオ、$uicideboy$が最新MV「BLOODSWEAT」を公開した。
本楽曲は、2025年のクリスマス当日に突如としてサプライズリリースされた最新アルバム『Thy Will Be Done』の収録曲であり、ファンからも高い人気を集めている1曲。今回公開された「BLOODSWEAT」MVは、フォトグラファー兼映像監督のDILL35MMが監督を務めている。
ニューオーリンズの僻地を舞台に、圧倒的なスペクタクルを描き出す映像内では、モンスター・トラック仕様にカスタムされた特注の霊柩車が登場する。激しく打ち上がる花火の下で、次々と車を押しつぶしていくアドレナリン全開のシーンは、まさに彼ららしい過激な美学が凝縮された内容となっている。
アルバム『Thy Will Be Done』は、一切の事前プロモーション活動を行わずにリリースされたが、リリース直後から爆発的な反応を呼び、Apple Musicのラップアルバムチャートで1位を即座に獲得。Spotifyではリリース週だけで3,000万回を超えるストリーミング再生を記録している。
この成功により、『Thy Will Be Done』は彼らにとってビルボードのR&B/Hip-Hopアルバムチャートでトップ10入りを果たした通算6作目の作品となった。また、アルバム収録曲のうち8曲がHot R&B/Hip-Hop Songsチャートに同時にランクインするなど、圧倒的な存在感を見せつけている 。なお、デジタル配信に続く形で、3月6日にはG59 Recordsの公式サイトおよび各レコード店にて、アナログ盤とCDの発売も予定されている(日本での発売は現時点では不明)。
なお、『Thy Will Be Done』は、$uicideboy$にとって、過去最高のチャート順位となるビルボード200で4位を記録したアルバム『Thy Kingdom Come』に続くものだ。今回のサプライズリリースはその勢いをさらに加速させる形となった。
また、一連のリリースにより、$uicideboy$は2025年にSpotifyで最も再生されたラッパーの第4位にランクインしている。インディペンデント・アーティストとしてこのランキングのトップ10に名を連ねたのは、彼らを含めてわずか2組という快挙ともいえる結果となった。
さらに彼らが毎年恒例で開催している「Grey Day Tour」の興行面での成功も見逃せない。Billboard Boxscoreのデータによると、2025年のヒップホップ・ツアー興行収入ランキングにおいて、彼らは全米第4位にランクインした。これはKendrick Lamar & SZAの「Grand National Tour」、Tyler the Creatorの「Chromakopia Tour」、Nellyの「Where The Party At Tour」といったビッグネームのツアーに次ぐ順位だという。
なお、$uicideboy$は2026年にさらなる新曲の発表やツアーを予定している。今年も彼らのの動向から目が離せない状況が続きそうだ。
source: Big Hassle Media
text by Jun Fukunaga
